8/22(土) 18:19
デイリースポーツ

古舘　徳光からの忘れられない苦言「自分の成功パターンに酔いしれるな」
　古舘伊知郎
　フリーアナウンサー・古舘伊知郎（６５）が２２日、読売テレビで放送された「八方・陣内・方正の黄金列伝！」にコメントで登場。アナウンサーの大先輩、徳光和夫（７９）から言われた心に残るアドバイスについて語った。

　古舘は２００１年、テレビ朝日が中継する「世界水泳」の実況を担当した時を振り返った。プロレスやＦ１中継で超高速のアナウンス、独特の“古舘節”で時代を築いた古舘にとって、久々のスポーツ実況だった。

　「けっこう久々のスポーツ実況だったんで、気合いを入れて、まぁうるさくしゃべりました」。その時、徳光に呼ばれ、「古舘、自分の成功パターンに酔いしれるな」「先輩として言わしてもらうよ。自分の、かつてプロレスとかＦ１で作ってきた実況パターンを、自己模倣するな。そこにあぐらかいちゃうと、成長はないよ」と言われたことを明かした。

　古舘は「けっこう厳しく（言われた）。異までも覚えてます。本当にありがたかったですね。徳さんが聞き逃さずに苦言を呈してくれた。それは忘れないですね」と振り返った。

　このＶＴＲを見た後、進行役の陣内智則から「覚えてますか？」と聞かれた徳光は「よく覚えてないですねー」と苦笑い。「まあ、好きだからね、（ＶＴＲでコメントを寄せてくれた）辛坊治郎とか古舘のこと。彼らが今日（こんにち）のポジションがあること、本当にうれしいですよ、心から」とさらに目を細めて笑顔で語っていた。

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