◆メジャーリーグ エンゼルス5―6ドジャース(15日、アナハイム・エンゼルスタジアム)=延長10回=

 エンゼルス・大谷翔平投手(26)が15日(日本時間16日)、本拠地・ドジャース戦に「5番・指名打者」で9試合連続のスタメン出場。
4打数無安打に終わり、打率は2割ちょうどになった。チームは無死二塁から始まる延長タイブレークの末、ドジャースに競り負けた。

 ドジャースの先発はW・ビューラー投手(26)。15年のドラフト1巡目(全体24位)でド軍入りした右腕で、昨季は14勝4敗、防御率
3・26の成績を残して、チームの先発の柱になった。150キロ台後半の直球を次々に投げ込む本格派の若きエースだ。

 ビューラーとの初対戦となった初回2死の1打席目は、最速98・7マイル(約158・8キロ)の速球もファウルにしたが、最後は87マ
イル(約140キロ)スライダーにタイミングが合わずに当たり損ないの投ゴロ。1点を追う3回2死二、三塁の好機で迎えて2打席目は、
94・2マイル(約151・6キロ)カットボールを一、二塁間にはじき返したが、前日に続く二塁手・ヘルナンデスの好捕もあって二ゴロだった。

 投手が救援左腕のファーがソンに代わった5回2死二塁の3打席目は、低めの96・5マイル(約155・3キロ)直球に手が出ず見逃し
三振。際どいコースの判定に、珍しく首をかしげて苦笑いだった。同点の8回1死の4打席目も直前に投手が左腕・マギーに交代。
95・1マイル(約153キロ)直球をうまく打球速度105マイル(約169キロ)ではじき返したが、フェンス直前で失速して左飛に倒れた。
飛距離は378フィート(約115メートル)と柵越えまであとひと伸びだった。


報知
https://hochi.news/articles/20200816-OHT1T50105.html