DDTプロレスリングが8月13日、東京・練馬の遊園地「としまえん」で会見を行い、「DDT LIVE!〜さよならとしまえん〜
大仁田厚負けたら即引退SP」を8月27日に同所で開催することを発表した。

大仁田が敗れれば3年ぶり8度目の引退となる。

としまえんは今年6月、8月いっぱいでの閉園を発表。今回の試合は公式さよならイベントの一環として行われる。
DDTはかつてとしまえんで路上プロレスを開催したことがある。

この日の会見にはDDTの高木三四郎社長とEXTREAM級王者の青木真也、そして大仁田厚が佐賀からリモートで参加した。

発表されたカードは路上電流爆破デスマッチの「大仁田厚&高木三四郎&クリス・ブルックス vs 青木真也&宇野薫&
竹下幸之介」。

としまえんでの電流爆破という話題性はもちろんなのだが、総合格闘技のレジェンドともいえる宇野薫が2000年の大晦日に
行われた「INOKI BOM-BA-YE」以来、約20年ぶりのプロレス参戦。それも路上プロレスかつ電流爆破マッチというサプライズが
盛り込まれた。

会見では青木が「最近の大仁田厚、いろいろトラブルを抱えている」「Zoomだと全然圧力がない」などと大仁田を挑発。

Zoomでの参加の大仁田は「何時間待たせるんだよ! 聞こえてるのか?」といつもと違う勝手にややエンジンのかかりが
遅かったものの、「おいおいおい。8度目の引退。8度も9度も10度も一緒じゃ。受けてやるぜ」とすぐにいつもの大仁田節。
返す刀で「青木選手。おまえはお前はお前は何をかけるんじゃ〜」と無茶振り。

これには青木が「分かりました。5000万かけましょう。これはサイバーファイトの高木が用意します」と高木社長へ無茶振りのパス。
これに高木は「準備に動きます」としぶしぶOK。

ちなみに「5000万円」というのは先日、プロレスリング・ゼロワンの新オーナーが過去に大仁田に5000万円を踏み倒されたと
暴露したことをいじったもの。

しかし大仁田は臆することなく「青木選手、よく聞け。今回の電流爆破は5倍じゃ」ととしまえんのラストにふさわしい電流爆破を
用意することを予告した。

なお、大会に先立って21日に爆破実験を敢行。その模様はABEMAで生中継される。

また青木は宇野については「全く期待できない。めちゃくちゃ怯えてる。完全武装でくると思う」と話した。

今回の大会はメインの爆破マッチ以外にも数試合を予定。無観客で行われ、ABEMAの格闘チャンネルで生中継される。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa42da97cf0ed74b9a7cfcefc610436fd5a3eeb4