8/13(木) 11:00
デイリー新潮

調理師の資格も取得
渡部建の失脚で“芸能界の新グルメ王”にV6「長野博」が急浮上 ただし……
長野博
 渡部建(47)の公式サイト「アンジャッシュ 渡部建のわたべ歩き」は、今年6月8日の記事を最後に更新されていない。改めて閲覧してみると、やはり投稿の大半はグルメに関するものばかりだ。

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 不倫問題が原因で、渡部はテレビ番組などへの出演自粛を余儀なくされた。視聴者は食のウンチクを語れる、新しい芸能人を求めている。

 今、テレビ局を筆頭にエンタメ業界では、“第2の渡部建”を探す動きが盛んになっており、その最有力候補として名前が挙がっているのがV6の長野博(47)だという。長野の素顔を知る民放キー局の関係者が明かす。

「『アメトーーク!』(テレビ朝日系列・木・23:15)で明太子や大根という食材をテーマにした回に出演したこともあるので、長野さんは食に詳しいというイメージを持つ視聴者は、男性でも少なくないと思います。実際に美味しいお店の話をすると、もちろんネット情報などではなく、本当に足を運んでいることがよく分かります。特に焼肉に詳しく、『タンの美味しい店』、『ハラミの美味しい店』と部位ごとでお勧めの店を知っていたり、その知識は相当なものです」

 外食の知識だけという頭でっかちなグルメではなく、長野は調理師や野菜ソムリエの資格も持っている。自分で料理ができるという点も評価されているという。

「今年5月にはYouTubeのジャニーズ公式チャンネルで、水漬けパスタをフライパンだけで調理する動画を配信して話題になりました。食べ歩きをするだけでも大変なはず。家では奥さまの白石美帆さん(41)も料理を作っているはずでしょう。それでもご自身で料理もされるわけですから、よほど好きなんでしょう。ご自身も『いずれは飲食店を手掛けてみたい』、『グルメ番組の仕事を優先して入れてほしい』と言っているほどです」(同)
高齢層にも人気上昇中? 
 ちなみにAmazonで検索すると、『長野博のなっとくめし』(マガジンハウス)、『クル日もグルメ』(M.Co.)という2冊の単行本と、『全部三ツ星! V6長野博の食べ歩きガイド 美味博愛』(東京ニュース通信社)という1冊のムックなどが表示される。

 ポスト渡部、芸能界の新グルメ王は長野博で決まり――こう急いで結論づけたくなるが、そう簡単にはいかないようだ。

「『よじごじDays』(テレビ東京・平日・15:40)では水曜のMCを務め、番組の中でも料理の腕前を披露しています。従来のファン層だけでなく、高齢層にも認知度が増してきました。そもそも2016年の結婚で視聴者の好感度は上昇していましたし、穏やかな人柄はスタッフにも支持されています。渡部さんが不在となり、新型コロナで視聴者が自宅で食事をすることが増えたのも追い風になっているはずですが、ジャニーズは“グルメ推し”には慎重な姿勢のようです」(同)

 みすみすチャンスを逃すのか――と訝しく感じた向きもあるだろう。だが、関係者は「安易にグルメ路線でプッシュすると、いかにも渡部さんの代役というイメージがついてしまう」と指摘する。

「事務所としては、じっくりと売っていく方針のようです。『よじごじDays』での料理本を出版することだってできますが、変に話題になるのはよくない。事務所もご本人も、『焦る必要は全くない』ということはよく分かっているでしょう。今ならテレビ朝日さんの『帰れま10』(不定期特番)に出演すると、かなりのインパクトが期待できるのではないでしょうか」

週刊新潮WEB取材班

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