ここからは我々の推測です
彼は社会に殺された、そう訴えたかったのかも知れません
正社員になれるはずだった会社を解雇され
婚約者にも捨てられ家族にも頼れない中
住む家も新たな仕事も無くし
頑張って取得した資格も役に立たず、福祉にも見捨てられ
とうとう犯罪に手を染めてしまった
そうまでして続けた就職活動も上手くいかず
やっと得た安眠の場も追い出され
やがて食べるために歩くだけの毎日になった
それもしにくくなったある日、彼は以前住んでいたアパートに
新しい人が入ったのを知ったのでしょう
これで就職活動に使える住所も無くなった
絶望するなと言う方が無理かも知れません