◆JERAセ・リーグ公式戦 阪神11―0巨人(6日・甲子園)

 0―4の8回、6番手で登板した堀岡が中谷の満塁本塁打でこの回7失点目を喫して0―11となると、原監督は交代を決断。
内野手の増田大輝を投手としてマウンドに送った。

 高校時代以来の投手としての登板。プロ初登板で、最速138キロの直球とスライダーを混ぜながら近本を二ゴロ、江越は際どい判定の四球、大山を右飛に打ち取り、計13球で2死を取って役目を果たした。

 堀岡が登板した時点で、ベンチに残っていたリリーフ投手は大竹、鍵谷、中川、大江という主に勝ち試合で投げる4人(2連投だった高梨はベンチ外)だった。

 元木ヘッドコーチは「誰か野手でいるか?って。ピッチャー使うのも連戦で。増田も岸田も(アマチュア時代に投手を)やってますよって。
増田にキャッチボールやれって言って。ナイスピッチングだったね。堀岡がピリッとしなかったからね。監督が勝ちパターン使いたくない、休ませてやれってことでマッスが行ってくれた。
テンポ良く低めに投げて。良かったよ。堀岡に見て欲しかったな。今後も野手登板? あるある。もちろんある。これから連戦がずっと続いてくから」と話した。

https://hochi.news/articles/20200806-OHT1T50285.html