8/3(月) 9:26
日刊ゲンダイDIGITAL

元いいとも青年隊リーダー小俣順一さん 売上高151億円企業を引っ張る実業家に
小俣順一さん(C)日刊ゲンダイ
【あの人は今こうしている】

 小俣順一さん(40歳、元タレント・ダンサー)

 かつてお昼のモンスター番組だった「笑っていいとも!」(フジテレビ系)。オープニングを飾る「いいとも青年隊」は各コーナーのアシスタントを務め、注目度は抜群だった。本日登場の小俣順一さんは11代目リーダーとして、2000年4月から03年3月まで活躍した。さて、今、どうしているのか?

  ◇  ◇  ◇

「『笑っていいとも!』に出演できて一番良かったのは、タモリさんが目をかけて下さり、ご自宅で食事をごちそうになったり泊めていただいたことですね」

 横浜市南区、横浜市営地下鉄・吉野町駅そばの建設会社「小俣組」の応接室。小俣さんは、笑みを浮かべながら「笑っていいとも!」出演時を振り返った。

 実は小俣さん、資本金1億円、売上高151億9422万円(19年7月実績)の同社副社長なのだ。

「銘柄は忘れましたが、当時、タモリさんはとてもクセのある芋焼酎のお湯割りがお好きで、ホームシアターで交響楽団のDVDを鑑賞しながらチビチビ飲んでらっしゃいました。僕も同席させてもらったものの、あまり興味がないもんだから、申し訳ないと思いつつ8割方寝てましたけどね。アハハハ」

「笑っていいとも!」出演時は田辺エージェンシー所属。さぞかし、ギャラは良かったのでは?

「いえいえ、月給制で毎月30万円でした。月曜から金曜のレギュラーだけでなく、ダンスや町おこしイベント、テレビドラマ、CMの出演……。かなり忙しかったんですけどね。まあ、過ぎたことですから(笑い)」

 スレンダーだった体格は、写真の通りの恰幅の良さ。「現在の体重は企業秘密」だそうだが、短く刈り揃えたヘアスタイルに高級スーツを着こなした姿は、青年実業家そのものだ。

「弊社は、都内大森に1922年に創業。1944年に現在地に移転し、今年で98年目になります。現在は土木・建築業、不動産、そして介護事業が3本柱。土木・建築部門は公共事業の売り上げが多く、景気の波に左右されないのが特徴です。それは関東大震災や終戦後の復興に弊社が尽力した歴史があるからなんですよ」

 2年後の創業100周年をめどに、4代目社長に就任予定だ。
目指すは「介護のディズニーランド」
元いいとも青年隊リーダー小俣順一さん 売上高151億円企業を引っ張る実業家に
いいとも出演当時(タモリの左後方にいるのが小俣さん)/(提供写真)
 小俣さんが「笑っていいとも!」を卒業したのは03年3月で、直後に芸能界引退。

「引き留められましたよ。でも、実力不足なのは自分自身がよくわかってましたから、後悔はありませんでした」

 引退後は、母が経営していた銀座の飲食店を1年ほど手伝い、小俣組へ入社した。

「03年4月に横浜市内に介護付き有料老人ホームを開設し、介護事業に進出していた時期でした。それで、04年にホームヘルパー2級(現・介護職員初任者研修)の資格を取得し、まず介護担当になったんです」

 有料老人ホームは「サニーステージ」のブランド名で神奈川県下に現在10カ所。稼働率は90%を超えているという。

https://amd.c.yimg.jp/amd/20200803-00000002-nkgendai-000-1-view.jpg

全文はソースで
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200803-00000002-nkgendai-ent