0001爆笑ゴリラ ★
2020/08/03(月) 06:35:52.09ID:CAP_USER9サンケイスポーツ
阪神・馬場、待望のプロ初勝利!3四球で満塁ピンチも…自らドラマチック脱出
六回、制球に苦しみながら無失点に抑えた馬場。この粘りが、うれしいプロ初勝利を呼んだ(撮影・甘利慈)
(セ・リーグ、阪神3−1DeNA、9回戦、4勝4敗1分、2日、甲子園)3年目でつかんだ待望のプロ初勝利。だが、馬場は心底喜んではいなかった。0−1の六回2死満塁。梶谷を145キロの直球で三邪飛に打ち取ったが「意図的にやっているのではない」という派手な“馬場ガッツ”は、出なかったからだ。
「初勝利はできて、よかったです。でも、こういうピッチングはしたくないんで。もっともっとレベルアップしていきたいです」
初めての甲子園でのお立ち台。逆転打を放った大山と並んだが、反省の弁と、本当に自分でいいんですか? という表情が愚直な男らしかった。
実際、矢野監督を、ファンをやきもきさせた。1死から倉本、大和に連続四球。平良の犠打で2死二、三塁から、戸柱も歩かせて満塁。打席には先頭打者弾を含む3安打の梶谷を迎えた。
それでも…。「四球3つ出したが、ストライクが入らない感じではなかった」。周囲が思っている以上にマウンドでは冷静だった。直後の攻撃で逆転。6月27日の伊藤和に続き、“矢野チルドレン”にプロ初勝利が転がり込んできた。
仙台大からドラフト1位で2018年に入団するも、過去2年の1軍登板は4試合。今季は、これで12試合。結果を残すたびに、ポジションも僅差の場面に変わってきた。3年目の飛躍について「僕はファーム歴が長いので。(2軍で)しっかりやってきたことがマウンドで継続してできているのではと」と自己分析。どんな打者に対しても真っ向勝負するハートの強さを挙げた。
そんな馬場の表情がお立ち台でほころんだのは、ウイニングボールはどうするのか、と突っ込まれたときだった。
「えっと、僕、新婚なので嫁さんに渡したいと思います」。今年1月に結婚を発表した夫人(名前は非公開)へのメッセージだ。「食事もしっかり作っていただいているので、僕もがんばらないと。一番好きなのは、ネギ塩豚どんです!」と笑わせた右腕は、最後に真顔でこう締めくくった。
「(ゼロに)抑えているが、内容がよくない。次の登板は3人できれるような投球をしたい」
プロ野球人生の中で決して忘れない日でも、決して浮かれてはいなかった。
https://amd.c.yimg.jp/amd/20200803-00000538-sanspo-000-1-view.jpg
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200803-00000538-sanspo-base