2018年12月に発表された「MLBの興味を呼ぶキューバ人選手」では現在中日でセットアッパーやクローザーとして活躍するR.マルティネスより上位でランクインし、2年前からソフトバンクのスカウトにもマークされる凄まじいポテンシャルを秘めた彼が中日に入団するきっかけとなったのは昨年11月に行われたプレミア12。

中日与田監督が外国人選手獲得の為に訪れていた韓国で、プレミア12の1次ラウンドにキューバ代表として出場していたロドリゲスは、リリーフとして登板したカナダ戦で150km/hを超えるストレートを連発して奪三振を量産。
プレミア12が終わると与田監督はキューバへ向かい、R.マルティネスと二年契約、そして監督の目に留まったロドリゲスと新たに育成契約を結びました。

ロドリゲスの武器は最速155km/h 常時140km/h台後半〜150km/h前半のカット成分の多いストレートにパワーカーブのように大きく曲がり落ちる宝刀スライダー、そしてオフに磨いた140km/h台中盤で鋭く落ちる高速チェンジアップ。
上から投げたり横から投げたりする「千手観音投法」で打者を幻惑し、先発として完投できるスタミナも併せ持ちます。