東京スポーツ

不穏なのが、本紙が6月に既報した末期状態といわれるほど最悪な「バイキング」の番組内の雰囲気だ。

フジ関係者は「坂上さんが『バイキング』スタッフに対してあまりにも厳しすぎて、多くのスタッフが
上層部に『バイキング』を終わらせてほしいと懇願したそうです。自分たちから打ち切りを望むなんて
前代未聞。逆に言えば、それくらいキツいというわけです。特に、水曜班と金曜班は悲鳴を上げている
みたい」と明かす。

これを受け、上層部は「バイキング」の全スタッフに事情聴取≠敢行した。すると、スタッフの
悲痛な叫びが出るわ出るわ。上層部も「マジなのか…」と絶句したという。

「でも、坂上さんは局の幹部連中と蜜月関係にあります。『バイキング』終了を決断するのは、
いろいろと骨が折れる。だから、局内で協議した結果、『グッディ!』をまず終了させ、
10月からはその『グッディ!』スタッフを『バイキング』に配置転換し、現『バイキング』
スタッフを外すようです」(前出関係者)

坂上はパワハラ報道の際、週刊女性の直撃に「生放送ですから、間違えたりすれば注意くらいは
します。でも叱責なんてことはしませんよ」などと否定していた。

だが、多くのスタッフからここまで証言が出た以上、番組の放送枠が拡大したからといって
喜んではいられない。

「要は、坂上さんは総スカンを食らい、スタッフたちは逃げたも同然というわけ」(同)

当の坂上は9日放送の「バイキング」で、3時間への拡大をゲットしたことについては
言及しなかった。