ダンクシュート編集部
2020.07.30
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 昨年のドラフト指名直後、八村塁は世界中のバスケファンの憧れ「ジョーダンブランド」と契約を結んだ。NBAデビュー以降は継続して『エア・ジョーダン34』のPE(プレーヤーエクスクルーシブ/選手独自の限定版)モデルを着用してきたが、新たに『エア・ジョーダン34“ヘリテージ”』のリリースが発表された。

「このPEシューズを通して自分自身が半分日本人、半分アフリカ人であることを表現したいと思いました」と八村が話したように、このモデルは自身のルーツであるベナンと日本を左右それぞれで表現した特別版。左足にはアフリカのテキスタイルプリントを、右足は日本の伝統美術を思わせるプリントをほどこし、シュータンの裏側にはベナンと日本の国旗をデザイン。さらに、シュータン表面には八村のオリジナルロゴである“Black Samurai”ロゴがあしらわれた、まさに八村のための1足となっている。

「このデザインは僕の家族への思いでもあります。家族がいるからこそ頑張れるので、僕にとって大切なものです。僕のPEモデルができるのは嬉しいですし、すごく誇りに思います。これからもジョーダンブランドと一緒にいろいろと取り組んでいきたいです」

 NBAキャリア1年目のルーキーがジョーダンブランドと契約するだけでも大きな快挙だが、専属モデルまで制作されるのは八村への期待の表われと言っていい。今後も順調にステップアップを続ければ、同ブランドではカーメロ・アンソニーやラッセル・ウエストブルックらに続くシグネチャーモデルの誕生も夢ではないだろう。

『エア・ジョーダン34“ヘリテージ”』は日本のみの限定数展開で、8月8日にNIKE.COMおよび、一部のNIKE/JORDAN取り扱い専門店で発売予定(価格は2万3650円)。同日は先日発表されたG-SHOCKの新シグネチャーモデルも発売されるだけに、再開シーズンを戦う背番号8、そしてファンにとって記念の1日となりそうだ。