ロイター
テニス=東レ、新型コロナウイルスの安全懸念で中止に
女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン主催者は28日、新型コロナウイルスのパンデミックによる安全上の懸念により、今年の大会を中止することを発表した。写真は昨年優勝した大坂なおみ。大阪で2019年9月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 28日 ロイター] - 女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン主催者は28日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による安全上の懸念により、今年の大会を中止することを発表した。
同大会は新型コロナウイルスの影響で当初の9月から11月に開催延期となっていた。日本は諸外国に比べると感染規模を抑えられているものの、東京など主要都市部では感染例が急増しており、専門家は第2波の懸念を示している。
大会主催者は公式ホームページで「WTAとともに、大会開催のために、無観客や入場制限等での開催など様々な方策を探ってきましたが、出場選手やその関係者、メディア、来場者、協賛会社、運営スタッフの安全確保を保証することは現時点で厳しく中止せざるを得ないとの苦渋の結論に至りました」と説明している。
昨年に大阪で行われた同大会では、地元出身の大坂なおみが優勝した。来年の日程、試合会場はまだ決まっていない。
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