7/27(月) 18:11配信
デイリースポーツ
ゆしん（２０１６年撮影）
タレントのゆしんが３１歳の誕生日を迎えた２５日、ブログを更新。２年ほど前に「仮面うつ病」と診断されていたことを明かした。事実を伝えた上で、この病気に気付かずに悩んでいる人に「苦しくなったら勇気を出して誰かに話してみて下さい」と呼びかけている。
ゆしんは「今から約２年前私は『仮面うつ病』と診断されました」と告白。ある日、起きた瞬間に左肩が動かなくなり、整体などさまざまな治療を受けたが治らず、検査でも異常がなかったことから、心療内科を紹介され、診断されたという。
自身の症状について「憂鬱感などはそれほどなく、睡眠障害になり食欲低下によって身体は痩せ細っていく。肩が動かない。酷い時はベットから起き上がれない程」だったと説明。友人が「もう少し太ったほうがいいよ」「痩せすぎだよ」などと心配してくれる言葉が、「日に日に心臓をナイフで刺されるような感覚だった」と明かした。
「痩せたくて痩せてるわけでもなく頑張ってジムに通ったり食生活を見直したり」と努力したが、改善せず、「それからは物忘れが本当にひどく」なってしまったという。
自身では「そろそろヤバいな」と感じ始めたが、「自分が仮面うつ病だなんて言ってしまうと大切な何かを失う怖さと心配をかけてしまう不安が一気にきてしまい」打ち明けることはできなかったとも。
半年ほど一人で抱えこんでいたが、次第に「憂鬱感も出始め少しづつ自分でも悪化していくのが目で見るようにわかってしまい、勇気をだして」ごく数人の親しい友人に打ち明けたという。その後は驚くほど一気に穏やかな気持ちになったそうで、「今はもう克服し私の勝利！」と宣言。友人の支えに感謝した。
２年がかりで改善した今も「『完治』したのかと聞かれればそれもわかりません」としながらも、「うつ病とはまた違う仮面うつ病という病気を知り理解する気持ちを持って頂けたら もしかしたら一人でも多くの方が克服できるのでは」とこの病気に気付かずに苦しんでいる人たちに呼びかけるようにつづっている。
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