横浜Fマリノスは25日、日本代表MF遠藤渓太(22)がブンデスリーガのウニオン・ベルリンへ期限付き移籍することを発表した。契約期間は2021年6月30日まで。ウニオン・ベルリンの発表によると、買い取りオプションがついているとのことだ。

遠藤は横浜FMの下部組織出身で、2016年1月からトップチームでプレー。今シーズンは明治安田生命J1リーグで5試合に出場し2ゴール2アシストを記録しており、通算成績はJ1リーグで102試合出場13ゴール、リーグカップで24試合1ゴールを記録。日本代表でも2試合に出場していた。

遠藤は、両クラブの公式サイトを通じてコメントを残している。

◆横浜FM
「この度ウニオン・ベルリンに期限付き移籍することになりました。僕にとってF・マリノスは小さい時からの憧れでした」

「今思うと、小学校で配られるF・マリノス下敷きだったり、メモ帳、ノート。街中で見かけるポスターやフラッグ。それら全てが、少年だった時の僕がF・マリノスでプロサッカー選手を目指す原動力になっていました。自分にとって初めての移籍ということもあってもちろん不安もあります。それでも一切逃げるつもりはないし、どんな壁に当たっても泥水すすってでも何かを掴んでこようと思っています」

「スクールから数えて16年間、自分の人生の半分以上をF・マリノスで過ごし、たくさんの事を教わりました。僕ができる恩返しはドイツで結果を残して活躍する事だけだと思っています」

「去年、サポーターの皆さんとチームメイトと一緒にリーグ優勝出来たことは一生の思い出であり忘れません。F ・マリノスの誇りを胸にドイツで頑張ってきます!いってきます!」

◆ウニオン・ベルリン
「ブンデスリーガに参加し、世界で最高のリーグの1つで自分のスキルを発揮できることを誇りに思います。クラブや街について多くの良いことを聞いたので、シュタディオン・アン・デア・アルテン・フェルステライですぐにプレーすることを楽しみにしています」

なお横浜FMは、ファン・サポーターへの挨拶の場として、7月28日19時30分(予定)より、公式のYouTubeチャンネルにおいてライブ配信を行うとのことだ。


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