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 新型コロナウイルス対応を担当する西村康稔経済再生相は23日の記者会見で、この日から始まった4連休や夏の帰省シーズンに関連し、「家族で感染防止策を講じて旅行することは、問題があるということではない」と述べた。

 政府の観光支援策「Go To トラベル」が22日から始まっており、人の移動が活発になることによる感染拡大への懸念も出ている。西村氏は、外出する際は手洗いやマスク、距離をとることなどの感染防止策を講じることが「基本」と強調。そのうえで「家族で旅行しても、感染防止策をしっかり講じていれば、お互いに感染したり、感染させたりするリスクは極めて低い。専門家からそう指摘されている」と話した。

 また西村氏は、都の感染者数が23日に366人と過去最多を更新したことについて、「危機感を強めている。感染経路不明者の分析を急ぎ、メリハリのきいた対策を講じたい」と述べた。(新田哲史)

2020年7月23日 21時2分 朝日新聞
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