[7.19 リーガ・エスパニョーラ第38節 オサスナ2-2マジョルカ]

 リーガ・エスパニョーラ最終節となる第38節が19日に各地で開催された。MF久保建英の所属する19位マジョルカはアウェーで11位オサスナと対戦し、2-2のドロー。久保は14試合ぶりにベンチスタートとなり、後半14分に途中出場した。

 前節グラナダ戦(●1-2)の逆転負けにより、1年での2部降格が決まったマジョルカ。久保は2月15日の24節アラベス戦(○1-0)以来、14試合ぶりにスタメンから外れた。

 マジョルカは前半22分に中盤でボールを失い、オサスナの高速カウンターからFWアドリアン・ロペスに先制ゴールを献上。しかし、同アディショナルタイム1分に右CKからPA後方中央へボールがこぼれると、DFルモールが左足で抑えの利いたシュートを放つ。GKルベン・マルティネスの手をはじいてゴール右に決まり、1-1で前半終了となった。

 久保は後半14分、MFラゴ・ジュニオールとの交代でピッチに送り出される。同18分には中央突破したMFダニ・ロドリゲスが右前方にパスを出し、PA内で受けた久保が左足でファーサイドへ。FWアンテ・ブディミルがフリーで待っていたが、合わせることはできなかった。

 それでも後半20分に久保が絡んで逆転ゴールが生まれる。PA手前右でキープした久保が右サイドにパスを送り、DFシスコ・カンポスが右足でクロス。PA内中央のブディミルがヘディングでゴール左に決め、2-1とした。

 しかし、マジョルカは後半23分に自陣でのボールロストからMFイニゴ・ペレスに強烈なシュートを叩き込まれ、2-2と同点に追いつかれる。その後、久保が左足のクロスやシュートでゴールを脅かしたが、得点には至らず。同アディショナルタイム1分にはチームがセルフジャッジで足を止めた隙を突かれ、FWホセ・アルナイスにネットを揺らされるも、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の結果、オサスナのゴールは取り消しに。そのままスコアが動かずにタイムアップを迎えた。

 マジョルカは連敗を2で止めた一方、ラスト3戦は勝利なし(1分2敗)。前節から変わらず、19位でリーガ1部の戦いを終えた。


https://news.yahoo.co.jp/articles/d5a7d6f8c851c64eac59973512e4de26c10fee1b