オリジナル・ラヴ、ゴスペラーズ、中川翔子…“言葉の魔術師” 作詞家・松本隆2000年以降の名作選
7/16(木) 19:11 TOKYO FM+
https://news.yahoo.co.jp/articles/b84266ba5bce1845310e5f7041603e7a2ed61604


高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」。毎週水曜日は、音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんとお届け。7月15日(水)の放送では、数々の名曲を世に送り出してきた作詞家・松本隆さんの曲を特集しました。

KinKi Kidsの「硝子(ガラス)の少年」や松田聖子さんの「赤いスイートピー」、はっぴいえんどの「風をあつめて」などヒット曲は数知れず。そんな言葉の魔術師が7月16日(木)に71歳の誕生日を迎えるということで、このたびフォーカスを当てることに。

70〜90年代と名曲満載のなか、この日は比較的新しめの2000年以降に松本さんが作詞した曲に絞り、芳朗さんが選出した曲とは……。

◆「夜行性」ORIGINAL LOVE

作曲はボーカルの田島貴男さんが担当。田島さんは松本さんの歌詞について「散文詩のようだが歌ってみると滑らか」とのコメントを残しています。芳朗さんは「夜の街に繰り出すワクワク感を感じる。口のなかで言葉を気持ちよく転がしている感じもある」とこの曲を評しました。

◆「未確認飛行体」藤井隆

米フィラデルフィア発ソウルミュージックのスタイルを取り入れた同曲を、芳朗さんは「これはド名曲。歌よし、曲よし、アレンジよし」と大絶賛。曲を聴いたたかみなは「いい曲」とボソリ。地面すれすれから宇宙にピントを引いていく歌詞の世界観に感動した様子でした。

◆「眠りの森 feat.ハナレグミ」冨田ラボ

「僕の歌詞と冨田さんの曲は完璧な相性」と、松本さん自身がコメントを残したほど冨田さんとの調和が見事に表現されています。恋人との何気ない1場面を甘美に描いた歌詞で、恋人を腕枕して寝顔を眺めるロマンチックなシチュエーションに、たかみなは思わず「キュンとする。いいなー」とはにかみました。

◆「罌粟(けし)」畠山美由紀

恋に落ちたときの心の揺れを繊細に描く同曲は「毒薬だね あなたとの恋は」と不穏な歌詞で始まります。久しぶりの本能的な恋に落ちていくさまを「未知の海」という歌詞で表現しているのかなと、たかみな。芳朗さんは「歌詞の世界にうっとりしてしまう」と話しました。

◆「ローレライ」ゴスペラーズ

芳朗さんによると「サマーソングらしい抜けのよさが魅力」。美しい歌声で船乗りなどを誘惑する精霊を題材にした曲で、「音楽の魅力に引きずり込むというニュアンスで使われているのでは」と分析しました。

◆「綺麗ア・ラ・モード」中川翔子

「松本さんにおける2000年代の屈指の名曲と言っていい」と芳朗さん。この曲は、作曲を筒美京平さんが担当。太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」や斉藤由貴さんの「卒業」でもおなじみのコンビです。たかみなは「『まぶたを閉じ』ではなく、『まぶたを伏せながら』というのがいい」と思いを語りました。

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