2020年7月12日 8時01分

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Pascal Le Segretain / Getty Images



 11歳の時に映画『ハリー・ポッターと賢者の石』の勇敢で賢い少女ハーマイオニー役でデビューし、シリーズ終了後も女優として着実に成長を続けているエマ・ワトソン(30)。さらに、私生活では名門ブラウン大学を卒業し、最近では女性の地位向上のためにも尽力するなど、公私共に知的で聡明なイメージを確立してきた。今回は最新作『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』が公開された彼女の輝かしいキャリアを8本の映画で振り返ってみよう。(なかざわひでゆき)





『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004)

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Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

 『ゼロ・グラビティ』と『ROMA/ローマ』でアカデミー賞監督賞に輝く巨匠アルフォンソ・キュアロンが手掛けたシリーズ第3弾。牢獄アズカバンから脱走した囚人にハリーが狙われ、やがて彼の両親の死にまつわる真相が明かされる。シリーズ全編を通して親友ハリーの苦境を助け、勇気と機転によって数々のピンチを切り抜けてきたハーマイオニーだが、その強さと頼もしい成長ぶりを如実に感じさせたのが本作。

 いじめっ子マルフォイに痛烈なパンチをお見舞いしてハリーやロンを驚かせ、さらにはいくつもの命を救うため逆転時計(タイムターナー)を使い、ハリーを連れて過去へとタイムスリップ。我が身を盾にしてハリーとロンを守ろうとするシーンもカッコいい。公開当時14歳のエマ自身も大人っぽい表情を見せるようになり、マスコミからもその確かな演技力が高く評価された。




『ウォールフラワー』(2012)
     ===== 後略 =====
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