東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は6日、都内で取材に応じ、新型コロナウイルスの影響で来夏に延期された大会で目指す簡素化について、開会式の縮小、時間短縮は放映権契約の観点から難しいとの認識を示した。

 森会長によると、国際オリンピック委員会(IOC)がテレビ局と中継の時間帯を決めて契約しているためだという。
「(IOCが縮小は)絶対に駄目だと言っている。時間が減ると違約金を取られるので、お金がかかってしまう」と語った。

 組織委とIOCは簡素化について200以上の項目を挙げ、IOCは競技会場の収容人数や使用期間短縮など16項目の具体策を各国際競技団体(IF)に提案した。
森会長は「一言で簡素化と言っても、簡単なものではない」と述べた。 

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引用元:時事通信社