ここまで嫌われていたとは、本人もショックを受けているのでは……。

タレントの木下優樹菜が1日、芸能活動再開すると発表した。木下は昨夏、実姉が勤務していたタピオカ店の経営者に対し、


《これからの出方次第でこっちも事務所総出でやりますね》

などと「恫喝DM(ダイレクトメール)」を送り付けていたことが判明し、大炎上。昨年10月にインスタグラムを通じて謝罪したが収まらず、同11月に芸能活動の無期限休止を発表した。

また、今年1月にはサッカー元日本代表・乾貴士選手との「不倫疑惑」(当人らは否定)も報じられるなど、まさに“泣きっ面に蜂”状態だった。

その木下が7カ月の時を経て、ついに復活! …というわけにはいかなかった。

木下の所属事務所は《一般の方に対し極めて不適切かつ失礼な言動をしてしまったことを心より反省しております》と謝罪。続けて、

《弊社も、木下優樹菜と協議を重ね、同人に対し、社会人として、そしてタレントとして常に自覚を持った行動を行い、絶対に周囲の方にご迷惑をおかけすることのないよう、再三にわたり厳しく指導して参りました》

とした。木下もインスタに自身のコメントを掲載。改めて謝罪の言葉を述べた上で、

《芸能活動自粛中、沢山のご意見をいただき色んな事を考え、自分自身を見つめ直し反省する日々を過ごしてきました。今はただ目の前の出来る事をコツコツと私らしく頑張っていきたいと思っています》

とつづった。

ところが、この文章ににネット住民が敏感に反応。「この期に及んで私らしくなんて!」「全く反省していない」など、厳しい声が飛んでいる。

「もはやママタレとして大成功していた頃の面影はみじんもありません。ここまでアンチが急増しているとは、本人も事務所も想定外だったと思います。活動を再開しても、これほど好感度が低いと新規のオファーはかけづらいと考えるのが普通でしょう。失敗した芸能人を講師として呼ぶ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!』(テレビ朝日系)も敬遠するレベルではないでしょうか。一体これからどうするのか……苦難の道は覚悟しているのでしょう」(芸能プロ関係者)

鍵を握るのは、タピオカ店との和解と社会貢献だ。恫喝DMを送られたタピオカ店は、木下が社会的制裁を受けたからといって矛を収めたわけではなく、訴訟に向けて準備中と一部で報じられている。

「木下さんは騒動後、母親と当時の夫である藤本敏史さんと一緒に店に出向きましたが、行き違いがあって直接謝罪は実現していません。それからは本人ではなく、事務所が和解の道を探っている状況。このタイミングで復帰を発表したということは、何らかの進展があったのかもしれません」(女性誌記者)

円満和解を発表できれば、世間のイメージも多少は変わってくるだろう。加えて一番効果的なのは、社会貢献だ。

「ハリウッドスターなんかを見てもわかる通り、イメージ回復には慈善団体に多額の寄付をしたり、ボランティアを行ったりするのがひとつの手段。もっか世界は新型コロナウイルスの脅威にさらされている。日本も東京を中心に再び感染者数が増加傾向にある。

医療従事者への支援もそうだが、彼女の場合は昨年末に藤本さんと離婚して、カタチ上は一人親。ジャニーズ事務所を退所した手越祐也さんが、一人親家庭に弁当を無償で提供しているように、木下さんもそうした社会貢献をすると、世間の受け取り方も変わるのでは」(スポーツ紙記者)

ゼロからのスタートどころか、マイナスからの再出発となりそうな木下。失地回復には気の遠くなるような時間がかかるかもしれないが、それこそ「目の前の出来る事をコツコツと私らしく頑張っていく」しかないようだ――。

7/3(金) 7:01 FRIDAY
https://news.yahoo.co.jp/articles/41aedfa9f95e2b245524aa2c4a8205e47ebc0328

写真
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