<スイスリーグ:シオン0−2ルツェルン>◇3日◇シオン

J1湘南ベルマーレからスイス1部リーグのシオンに期限付き移籍している18歳のFW若月大和が、ホームでのルツェルン戦で海外デビューを果たした。

0−1の後半16分から途中出場。クラブ公式サイトは「若き日本人ストライカーがスーパーリーグ初出場」とマッチリポートで紹介し、「たくさん走ったが、好機に絡むことはできなかった」としている。試合は終了間際にも追加点を奪われて0−2で敗れた。

若月は群馬県出身で、身長170センチ、68キロ。桐生第一に在学中の2019年に湘南の特別指定選手としてJ1リーグ戦1試合、ルヴァン杯1試合に出場。同年のU−17ワールドカップ(W杯)ブラジル大会にも出場し、1次リーグ初戦のオランダ戦で2ゴールを挙げるなど、日本の決勝トーナメント進出に貢献した。今季からの湘南加入が内定していたが、J1開幕前の1月にシオンに期限付き移籍した。

日本選手が18歳で欧州1部リーグ戦に出場は、最近では昨年9月にスペイン1部デビューしたマジョルカのMF久保建英がいる。

他に2007年のFW森本貴幸(セリエA=カターニア)、2011年のMF高木善朗(オランダ=ユトレヒト)、2011年のFW宮市亮(オランダ=フェイエノールト)、2014年のMF丸岡満(ブンデスリーガ=ドルトムント)が18歳でデビューしている。

7/3(金) 8:57 日刊スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/c344488267be485eed61c92211086c5c542673c8