2020年06月30日 17:01芸能
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/06/30/kiji/20200630s00041000334000c.html
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 テレビ朝日は30日、亀山慶二社長の定例会見で、リアリティーショーに関する番組作りや、出演者への中傷対策について改めて報告した。

 同社が出資するAbemaTVも含め、リアリティショーについては、「地上派での放送基準をベースにAbemaの番組制作基準がありまして、それにのっとって制作しております。その出演者のご意向を重視してご出演いただいている」と編成担当の西新取締役が説明。

 「番組出演者向けにインターネット上やSNS上での誹謗(ひぼう)中傷とか嫌がらせに関する相談窓口を設置しまして、さらにコメントなどを入力する際にはアラートが出るものなどさまざまな対策をして放送している状況です」と対策を強調した。

 リアリティーショーをめぐっては、フジテレビがネットフリックスとともに放送した「テラスハウス」に出演していた女子プロレスラー木村花さん(享年22)が5月23日に死去。自殺とみられており、番組内での振る舞いを巡ってSNS上で多くの誹謗中傷を受けたことが原因とされ、番組も打ち切りとなった。