宮藤官九郎、久米宏に「謝りたいと思っていた」ことをラジオで明かす
[ 2020年6月29日 16:30 ]スポニチ
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宮藤官九郎 Photo By スポニチ
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 脚本家・俳優の宮藤官九郎(49)が29日、月曜パーソナリティーを務めるTBSラジオ「ACTION」(月〜金曜後3・30)で、27日に同局「久米宏 ラジオなんですけど」の最終回を迎えたフリーアナウンサーの久米宏(75)についてコメントした。

 「久米宏 ラジオなんですけど」は2006年10月にスタートした長寿番組。久米は今月上旬、加齢などを理由に終了を宣言していた。

 宮藤はオープニングトークで「久米さんのことにみなさんコメントされていて、僕も久米さんについて話したいと思います。ラジオじゃなくて恐縮ですが」と、20日にTBSのCS放送「TBSチャンネル2」で再放送された「ザ・ベストテン」について言及。「1回目を見たんです。40年前の久米さんの早口と、早口なのにこっちにストレスなく伝わる情報量のしゃべりと頭の回転の速さが凄くて」と絶賛。

 宮藤は自身が脚本を手掛けた2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で「ザ・ベストテン」風の場面を描いており、「久米さんの役を糸井重里さん、黒柳徹子さんの役を清水ミチコさんに、パロディーみたいな感じでやったんです。その時に司会の糸井さんが進行表のような台本を持って(撮影を)やっていた。そのオンエアの後に、久米さん見てくれていたかなあと思って久米さんのラジオを聴いたんです。そうしたら久米さんが『司会者の方が台本を持っていましたが、私は台本を持ってやったことは一度もありません!』って、えらい怒ってて」と振り返った。

 「俺はいつか久米さんに謝りたいと思っていたら、番組が終わっちゃいましたね。残念です。でも、実は僕のせいじゃないんです(笑)。“台本を持って”って書いてなかったんです。あれは演出ですから。だから久米さん、僕のことを嫌いにならないでください(笑)」と冗談を交えて、久米にメッセージを送った。

(おわり)