■渡部建がついに口を開いた……

 緊急事態宣言が解除された6月、自粛明けに飛び込んできた二つの芸能ニュースに日本列島は翻弄される二週間となった。

 一つは、美人女優と結婚した好感度抜群のお笑い芸人の不貞行為。もう一つはジャニーズ事務所の人気アイドルグループのコロナ禍の外出スキャンダルだ。

 まずは、6月4日発売の『週刊文春』で、複数人の女性との不倫が報じられたアンジャッシュの渡部建さん。彼は同誌発売前に芸能活動の自粛を文書で発表し、現在、すべてのレギュラー番組を降板。今もなお、芸能活動を自粛している。

 現在まで記者会見も開かず、メディアへの露出は一切控えていた渡部さんだが、25日発売の『週刊文春』で、所属事務所人力舎社長の玉川善治社長とともに文藝春秋社を訪問し、同誌の独占インタビューに答えている。

 インタビューでは、渡部さんは佐々木希さんのことについて「今でも妻を愛しています」と表明し話題となったが、筆者はそもそも当初玉川社長は渡部さんの扱いを「(不倫スキャンダルを起こした)他の方々がやってきていることと同じようにするしかないと思っていました」と語ったことに注目する。

 つまり、渡部さんはお笑い芸人なので、不倫スキャンダルをまずは謝罪させたあとは、“ネタ”にして、芸能界に復帰させる流れを想定していたようだ。

■渡部建と同様にスキャンダルで日本中が沸いた手越祐也

 だが、玉川社長によると、そのシナリオは渡部さんの詳しい不貞行為の内容を聞いて崩壊した。

 多目的トイレで15分で口淫を済ませ、女性に1万円札を雑に渡す。さらに、複数人の女性とLINEのビデオ通話で互いの行為を見せ合うといった“プレイ”を何度も行っていた事実を重く受け止め、自粛以外の選択肢はなくなったと玉川社長は語っている。

 そしてもう一つのスキャンダルは、これまで何度も女性関係が週刊誌に取り上げられていた元NEWSの手越祐也さんだ。手越さんは6月19日にジャニーズ事務所を退所し、23日に記者会見を開き、その様子を自身のYouTubeで生配信した。

 手越さんは東京都内で緊急事態宣言が発令されていた期間に、港区内の飲食店で女性を含む複数人と会食していたことが『週刊文春』で報じられ、事実上の謹慎処分を受け、その後の動向が注目されていた。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ジャニーズ事務所は、V6や嵐、KinKi Kidsなど所属事務所アーティスト76人からなる期間限定ユニット「Twenty☆Twenty」を結成し、売り上げを医療機関などに寄付するプロジェクトを発表していたが、手越さんはこのプロジェクトから外される決定が下された。

つづく

6/29(月) 17:16 プレジデントオンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/52a85766afe6159c4bb82f0e9e7bf2332254eb8f