2020年6月29日 18時6分
https://news.livedoor.com/article/detail/18493214/

元衆院議員の金子恵美氏(42)が29日、「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」に出演し、
選挙が近づくたびに議論が起こる議員の「73歳定年制」について持論を明かした。
安倍政権に対する支持率低下で、起死回生策として、秋にも解散総選挙が噂されているが、
自民党内で比例代表の「73歳定年制」を巡り、ベテラン議員と若手議員との間で対立が表面化。
今月12日、自民党のベテラン議員有志が制度を撤廃するよう、二階俊博幹事長(81)に
申し入れたことに同党青年局が反発した。
金子氏は、「私は定年制は維持であるべきだと思っています。まして今、このコロナ禍に自分の
 ことしか考えていないんですか?と見えてしまうんですよ。国民の目からすれば」とし、
「しかも、永田町に選挙の風が吹き始めたかな?というときに保身というふうに映ってしまうの
 ではあれば、これは自民党としても良いことではないと思いますね」と持論を展開した。
続けて、「『余人をもって代えがたい人材』とよく言いますけれども、ベテランな先生の豊富な
 経験ももちろんですが、若者、また女性にも当然『余人をもって代えがたい人材』はいるので、
 そこを広げていくことですね」と語った。
パーソナリティーの斉藤一美アナウンサー(52)の、長寿社会のなか、社会全体の定年は引き上げる
べきでは?との意見に、金子氏も賛同。
「民間の(定年を)65歳から70歳にする。民間の方々と比べれば(自民党議員の)73歳って十分
 ご高齢ではないか?というのもありますし。決して『引退』と言っているわけではなくて、対象と
 なる議員の皆さんが小選挙区で勝っても、別に(若手の)機会を奪うわけではないので、そこは
 もう少しお互い歩み寄れる話なんではないかなと」と私見を述べた。
さらに「もちろん豊富な知識、経験を生かすというのは、民間も政治もベテランの方々の持っている
 ものはあります。ですから門戸を開こうというのが若手の方々の思いだと、私は思います」と
締めくくった。

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元衆院議員の金子恵美氏