将棋盤は81マス、駒は8種類で双方で僅か40枚しかないが
獲った駒が使えるルールがある為に、盤上に現れる局面も可能性は10の220乗もあるといわれ
気のお遠くなるほど難解な盤上ゲーム(ちなみに囲碁は10の330乗で将棋よりもっと奥が深い)
序盤の駒組みの序盤から中盤の入口くらいまではAIでほぼ解析済みで
その先はプロではあまり見たことがない世界が広がっている
それでも優秀なAIは棋譜をインプットすれば簡単に形成判断ができるようになった。
レーティリングで云えば神様に近い存在のマターでも大体4700くらいに留まるらしい
ゆえに棋士を遥かに凌駕するAIでも当然それ以下の値と推定される
棋士のレーティングは現役最強の藤井七段や豊島名人で
1800から1900程度で1700もあれば強い棋士の範疇に入ると云える
連綿とつながる将棋3百年の歴史の中での膨大な対戦記録を調べると
今の棋士がAIを駆使していても昔の棋士の棋力とはさほど変わらなく
レーティングそのものは、近代将棋ができて以来わずか200程度しか
上がってないとか聞くと棋界の将来は人口知能AIに離される一方になるでしょうね