2020年6月27日 19時53分
https://news.livedoor.com/article/detail/18485012/

「星のたてごと」、「白いトロイカ」、小学館漫画賞を受賞した「ファイヤー!」などで知られる伝説的な少女漫画家、
水野英子氏(80)が27日、NHK総合「NHKニュース7」に登場した。
この日は、漫画の神様・手塚治虫をはじめ寺田ヒロオ、藤子不二雄、石森(のち石ノ森)章太郎、赤塚不二夫らが
暮らした豊島区のアパート「トキワ荘」を復元した「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」が7月7日に開館すると
いうニュースを紹介。
1958年3月から10月まで、女性の漫画家で唯一、トキワ荘に入居していた水野氏が登場した。
ミュージアムには漫画家それぞれの部屋も再現されている。復元に協力した水野氏は、ミュージアムを訪れて
「よくできていますね。違和感ないですね、あんまり。ここでもう一度仕事しようかなという感じ」と笑顔。
「(扉は)開けっ放しにするから、みんな。で、後ろ向いたら、石ノ森さんがレコード聴きながら仕事しているのが
 丸見えなんですよ。それがとっても懐かしいですね」と、思い出を語った。
水野氏は、当時のトキワ荘住人たちの心境を「漫画描いてると言ったら感動ものですよ。いつか自分の一生の仕事に
 できるだろうという夢ってのをみんな持っていたわけですよ。ホントにただひたすら漫画を描きたい者たちだけが
 集まっていた所で。いわゆる…やっぱり天国ですよ」と、時代背景を交えつつ証言していた。