CM出演は8社にのぼり、好感度ランキングは常にトップクラス。老若男女から支持が高い新垣結衣(32才)は、2016年10月に『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)に出演。その後、2018年10月の『獣になれない私たち』(日本テレビ系)を最後にドラマ出演していなかった
「結婚か引退か、それとも何かもめ事があったのではないかと囁かれていました。これだけのオファーがありながら、約2年も連ドラ出演がないという状況は、人気トップの女優としてはあり得ないこと。心配の声が上がっていたんです」(芸能ジャーナリスト)

 新垣が“充電期間”に入った2018年はちょうど30才になった年だった。新垣の知人が話す。

「実は、『獣なれ』の出演を引き受ける際に、しばらくドラマ出演は休養したいという条件を本人が提示していたようです。しかもいつまでと明言せず、無期限だった。かなり悩んでいたようです」

 新垣は向学心が強い。10代前半からモデルとして多忙な生活を送る中、もっと読書量を増やしたい、多くの芸術作品に触れたいと口にしていた。「新垣さんは役作りに没頭するタイプ。ドラマや映画で主演を演じ続ける中で、作品の結果を必要以上に意識するようになっていました。がむしゃらに演技をしていた頃は自然体でできていたのに、このままではそれができなくなると感じていたようです。

 そもそも彼女は周囲から“理性の塊”といわれるほどの理論派なんです。考えすぎて、自信を失うこともあったようですし、仕事でも恋愛でも、没頭すればするほど空回りしてしまうタイプでもある。このままでは、制作の人たちに迷惑をかけてしまうと考えていたんだと思います」(前出・新垣の知人)

 結婚願望も重なった。

「その頃の新垣さんはインタビューやテレビ出演時には、“29才なのでいつかは結婚したい”“いつかは子供を産みたい”という発言が増えていました。もともと結婚願望があるうえ、第一線で10年以上も仕事漬けの毎日を送る中、30才を目前にしてその気持ちがより大きくなっていたようです」(前出・新垣の知人)
仕事と距離を置き、自分の時間を持つことで、仕事への距離感や考え方が変わっていったという。

「もともとインドア派。家でていねいな生活を送りながら、自分が女優を続けていくのか見つめ直していたようです。コロナの影響もあったと思います。自分のペースではあるけれど、今後もドラマや映画などの作品にかかわっていきたいと思えるようになった。だから、彼女には珍しい脇役での復帰を決めたのです」(前出・新垣の知人)

 新垣は8月スタート予定の新ドラマ『親バカ青春白書』(日本テレビ系)で、1年10か月ぶりにドラマ復帰する。ムロツヨシ(44才)と永野芽郁(20才)の父娘ドラマで、新垣の役どころは亡くなった母親役。

「脇役でもやりたい役を選んでいきたいと本人も乗り気のようです。娘役を演じる永野さんとはプライベートでも親交があり、プロデューサーとは旧知の仲。さまざまな縁も重なったんです」(前出・ドラマ関係者)

 6月11日の誕生日当日、新垣の姿は所属事務所にあった。ドラマ復帰をはじめ、大きく動き出す今後の仕事の話し合いを行っていたのかもしれない。

「新垣さん、久しぶりのドラマ出演に続き、大きな決断もしたようです。ついに待望の『逃げ恥』続編への出演が決定したようです。おそらく、みくりちゃんの妊娠・出産が描かれるのではないでしょうか。早ければ秋のスペシャルドラマで見られるかもしれません。共演者の星野源さん(39才)も、楽しみにしているようです」(別のドラマ関係者)

 TBSは「発表されていないスケジュールに関しては、お答えできません」との回答だが再びみくりが見られる日は近そうだ。

※女性セブン2020年7月9日号

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6/24(水) 16:00
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