2020年06月22日 14時32分 公開
香川県のゲーム規制条例を検証する番組、瀬戸内海放送とYouTubeで放送 Twitterで意見募集 
KSBで6月27日10時30分に放送後、同日21時にYouTubeへ配信。
[沓澤真二,ねとらぼ]

 瀬戸内海放送(KSB)の報道番組「報・道・力」で、香川県の「ネット・ゲーム依存症対策条例」がとり上げられることになりました。「検証ゲーム条例」の題で、6月27日10時30分から放送。同日21時からYouTubeでも配信されます。


https://youtu.be/SXEZYeyk9TY

https://image.itmedia.co.jp/nl/articles/2006/22/l_kutsu_200622kagawa01.jpg
地上波での放送地域は岡山と香川。圏外でもその後のYouTube配信で見られます


 インターネットやゲームの依存症による子どもの学力・体力低下を防ぐために立案されたこの条例は、3月18日に可決され4月1日に施行されました。しかし、その過程においては批判も多く、パブリックコメントの募集に際しては、賛成意見が水増しされた疑惑が浮上(関連記事)。香川県内在住の高校生が憲法違反だとして訴訟準備を始めたり、県の弁護士会が廃止を求めたりと、施行後もなお是非を巡る議論が続いています。


https://image.itmedia.co.jp/nl/articles/2006/22/l_kutsu_200622kagawa02.jpg
番組ではパブリックコメントへの疑惑にもフォーカス(予告動画より)


 番組では、香川県が導入を目指した背景や狙い、条例の中身や制定過程の問題点について、あらためて検証するとのことです。Twitterではハッシュタグ「#検証ゲーム条例」をつけての意見投稿も募っています。


https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2006/22/news086.html