>>645
横溝正史はクリスティーのそして誰もいなくなったを読んだ時に
「童謡トリックとかヴァン・ダインのパクリじゃん」と思ったんだけど
その後、他にも童謡トリックを使った洋物小説が幾つもあるのを知って
「なんだ、同じことやっていいのか。じゃあ俺もやるか」と殺人トリックに使える童謡がないかと探し回っている時に
深沢七郎が楢山節考のあとがきか何かで「楢山節が出来た時点で小説も出来たようなもんだ」とか言ってるのを見て
「ああ、無いなら作りゃいいのか!」と思い至ってあの手毬唄ができたw