https://hochi.news/articles/20200615-OHT1T50043.html
2020年6月15日 12時31分スポーツ報知

 俳優の石坂浩二(78)が映画「みをつくし料理帖」(角川春樹監督、10月16日公開)について語ったインタビューが15日、作品の公式YouTubeチャンネルで公開された。

 料理人の澪(松本穂香)と幼なじみの野江(奈央)による友情を描いた人情時代劇。澪が料理人として働く「つるや」の主人・種市を演じる石坂は松本について「若いということもあって、何かを吸収したいという意識が強い。それは初日からますます磨きがかかっている。いい女優さんですよね」と印象を語った。

 角川監督とは、初のプロデュース作品として大ヒットを記録した映画「犬神家の一族」(1976年)で主人公の金田一耕助を演じてから40年以上の付き合い。「角川さんには大変お世話になったし、金田一は人生で大きなターニングポイントになった。今回、最後の監督作品と聞いて、喜んで出演させていただきたいと思いました」と振り返った。

 作品については「角川さんの作品はいつもダイナミックさが潜んでいる。でも、今回は違って、人情話を人情話っぽくしない。現代版の江戸の人情話に仕上がっているのが角川さんの狙いじゃないかな」。見どころとして「人間関係が密。そこが楽しい。見てもらって何かしら暮らしの中にヒントになればいいな」とアピールした。

『みをつくし料理帖』石坂浩二さんインタビュー映像
https://youtu.be/Px1zZPHosrk