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ラ・リーガは11日に第28節が行われ、セビージャとレアル・ベティスが対戦した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、3カ月の中断を余儀なくされたラ・リーガ。それでも国内新規感染者数の減少や段階的な規制緩和を受け、ついに11日に無観客での再開を迎えることとなった。なお負傷リスク等を考慮し、交代枠は5名に増加。ベンチには12名が座っている。またベンチ入り選手はマスクと手袋を着用し、ソーシャルディスタンスを保つことが義務付けられている。

2019-20シーズンの再開を告げる一戦は、セビージャとベティスによる“アンダルシア・ダービー”に。セビージャの本拠地ラモン・サンチェス・ピスファンにファンは立ち入れないが、キックオフ直前にファンが歌うイムノのビデオが流され、試合を盛り上げている。

宿敵同士の大一番は、序盤から無観客や中断期間を感じさせない激しい攻防が繰り広げられる。前半はホームのセビージャが主導権を握り、オカンポスらが何度か決定機を作るもゴールを奪えない状況が続く。

それでも54分、CKの競り合いの中でバルトラがファーを犯し、セビージャがPKを獲得。これをオカンポスが確実に沈め、ホームチームが先制に成功する。得点直後には、スタジアムに収録されたファンの声援が流れている。

勢いに乗るセビージャは62分、再びCKからニアのオカンポスがヒールでフリックし、最後はフェルナンドが頭で押し込んだ。リードを2点に広げる。

その後両チームともに5人の交代枠を使い切ったが、追加点は生まれず。終盤には両チームとも負傷者が出てしまうことに。試合はこのまま終了し、2-0でセビージャが勝利を挙げた。

再開初戦を勝利で飾ったセビージャは、勝ち点を50に伸ばして4位レアル・ソシエダとの差を暫定で4に広げ、チャンピオンズリーグ出場権争いに弾みをつけた。一方敗れたベティスは、同33のままとなっている。

■試合結果
セビージャ 2-0 ベティス

■得点者
セビージャ:オカンポス(56分)、フェルナンド(62分)
ベティス:なし

6/12(金) 6:58GOAL
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2824232ba1641f48cb5aa4f4ddf2d340a05dfea