新型コロナウイルスの感染拡大を受け開幕が延期となっているメジャーリーグ。チケット収入など球団は経営難もあり多くのマイナリーガーたちが解雇される事態に発展している。“金満球団”とも揶揄されるヤンキースも例外ではなく45人のマイナー選手を解雇した。

 そんな中、地元メディア「NJ.com」は、メジャー昇格を目指す若手たちを解雇したヤンキースに怒りをぶちまける“ファンの声”を特集している。

 記事ではヤンキースが解雇したマイナーリーガー45人によって、8月まで払うべき給与だった約23万4000ドル(約2500万円)が節約できたことを明かしている。これにはファンは失望の声を上げている。

「恥を知れ!」

「ゲリット・コールは、1試合につき、いくらもらえるんだっけ????」

「彼らは、多分、カクテルパーティーでこのくらい使ってるよ」

「ヤンキースの予算から見たら、この数字は、四捨五入してしまうような微々たる数字だ」

「ヤンキースファンとして、このことはとても悲しいし、失望した」

 世界有数の経済誌「フォーブス」によるとヤンキースの価値は約50億ドル(約5440億円)とされており、潤沢な資金を持つ球団が将来のメジャーリーガーたちを解雇することにファンは納得がいかない様子。ちなみに、ロイヤルズ、ツインズはマイナーの試合が終わる8月末まで給与を支払うことを明かしている。

6/3(水) 17:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/6155303abc4010e74445d2ca91418b3af75a1d63