31日、クリストフ・ルメール騎手(41=フリー)は、東京4R(3歳未勝利、芝2000メートル)を2番人気アストンクリントン(牡、宗像)で勝利し、JRA通算1200勝を達成した。史上28人目、現役15人目。通算5842戦目での達成は、武豊騎手の通算6539戦を上回り、JRA史上最少騎乗回数での記録達成となった。

道中で中団前に構えると直線は上がり最速33秒9の脚を繰り出し、先に抜け出したソードラインを鼻差捉えた。

ルメール騎手は「レース経験がない馬だが、一生懸命走ってくれた。能力がありそうな馬ですね」と会心の勝利を振り返った。

通算1200勝達成には「(勝つことが)僕の仕事です。たくさんいい馬に乗せていただいているおかげ。(これからも)毎レース一生懸命乗りたいです」と話した。

メイン11Rダービーではワーケア(牡3、手塚)とコンビを組み、世代の頂点を目指す。


日刊スポーツ 2020.5.31
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