■美しくボリュームたっぷりのあつ森博物館に感涙 生き物の好奇心を育んでくれる

『あつ森』に登場する魚のイラストをアップするようになったきっかけは、川田さんの奥様から「このリュウグウノツカイってどんな魚?」と聞かれたことから。
「リュウグウノツカイは人魚のモデルにもなったと言われていて、敵に襲われるとトカゲの尻尾のようにプチっと体を切り離して逃げることができます」。その後は『あつ森』をきっかけに魚の生態に興味を持った人から、
川田さんのSNSに「他の魚も描いて!」「あつ森で釣りました!」とメッセージが届くことも増えた。

“釣れすぎて”『あつ森』の中ではすっかり嫌われ者になりかけているスズキやブラックバスについて聞いてみると、「スズキは現実世界ではあんなに釣れません(笑)。
シーバスといってルアーで狙う釣りがあるんですが、いまだに僕はボウズ(1匹も釣れない)の日もしょっちゅうあるくらいです。スズキは俳句で夏の季語になるほど、氷で冷やしたお刺身“洗い”で食べると美味しいです。
ブラックバスも白身魚で実は美味しく、オスが卵を守ったりとイクメンな一面もあります」

また、『あつ森』では捕獲した魚や虫を島に建てた博物館に寄贈すると、博物館内に展示されて鑑賞することができる。