23日、プロレスラーの木村花さんが急逝した。原因としてSNS上での匿名による度を越えた誹謗中傷が原因との指摘があり、ネット上では政府に対して厳罰化や情報開示手続きの簡略化を求める声などがあがっている。

そのことについて、さきほど閣議後の定例会見に臨んだ菅官房長官が言及し「木村花さんがお亡くなりになられたことについては、心よりお悔やみを申し上げます。ご指摘の事案については報道以上のことは承知しておらずコメントを差し控えたい」と述べた。

また菅官房長官は「インターネットで誹謗中傷の書き込みについては、ユーザーの一人ひとりが他人を傷つけるような書き込みをしないよう、そうしたリテラシー向上のための啓発を行っていくことは重要だと認識しています。またネット上の権利侵害情報の削除や匿名の発信者の情報開示手続きについては、プロバイダー責任制限法において規定されており、総務省において先月より研究会を設置し、発信者情報開示の在り方についての議論を開始し、その検討を踏まえて適切な対応を図っていくと承知している」と続けた。(ANNニュース)

2020/5/25 12:27 (JST)
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