2020年5月23日 17時05分
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 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で休止中だった映画『アバター』続編の撮影が、近日中にニュージーランドで再開されると、製作のジョン・ランドーが自身のInstagramで明らかにした。

 『アバター』は現在、ジェームズ・キャメロン監督のもと4本の続編が進行中。3月中旬からニュージーランドで実写パートの撮影を予定していたが、新型コロナの感染が拡大したため撮影休止に。その後、現地政府は警戒レベル引き上げに伴うロックダウン(都市封鎖)を実行しており、撮影再開の見通しは立っていなかった。

 4月下旬に、ニュージーランド政府が感染拡大抑制の成功を発表したことで、現地の規制も徐々に緩和されてきている。Instagramでジョンは「『アバター』のセットは準備できている。来週ニュージーランドに戻れるなんて、これほど嬉しいことはない」と撮影クルーが来週にも現地入りすると予告。続編に登場する指揮艦のセットを捉えた写真を公開し、「もっと多くのことをシェアしたくて待ちきれない」と撮影再開に期待を寄せている。

 2009年公開の『アバター』は、衛星パンドラにやって来た人間ジェイクが、先住民ナヴィ族と人間の争いに巻き込まれていくさまを描いたアドベンチャー大作。続編には、ジェイク役のサム・ワーシントンやネイティリ役のゾーイ・サルダナに加えて、シガーニー・ウィーヴァーやジョエル・デヴィッド・ムーアも続役する。第2弾は2021年12月17日に全米公開を予定しており、その後第3弾が2023年12月22日、第4弾が2025年12月19日、第5弾が2027年12月17日に全米公開される。(編集部・倉本拓弥)