【作家】 増加する小説の「マンガ表紙」 直木賞作家が「いかがなものか」 [朝一から閉店までφ★]
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連載「出たとこ勝負」
黒川博行2020.5.21 16:00週刊朝日#黒川博行
黒川博行(くろかわ・ひろゆき)/1949年生まれ、大阪府在住。86年に「キャッツアイころがった」でサントリーミステリー大賞、96年に「カウント・プラン」で日本推理作家協会賞、2014年に『破門』で直木賞。放し飼いにしているオカメインコのマキをこよなく愛する (写真=朝日新聞社)
https://dot.asahi.com/wa/2020052000020.html?page=1
ギャンブル好きで知られる直木賞作家・黒川博行氏の連載『出たとこ勝負』。今回は最近増えているマンガ表紙の文芸書について。
* * *
コロナウイルス禍。テニスコートも閉鎖されて、出かけるところがほとんどなくなった。よめはんと行く近所のスーパー、ホームセンター、馴染(なじ)みの料理店、書店、レンタルビデオショップ……。ご近所の狭いエリアをぐるぐるまわっている。この一カ月、大阪市内に出たこともない。
暇か。退屈か──。それがけっこう忙しい。昼ごろに起きて、オカメインコのマキと階下に降り、皿いっぱいのサラダと、昨日の残りのおかずと、少しのご飯や麺類を食い、リンゴやイチゴといった果物を食ったあと、マキを肩にのせて皿を洗いながら、湯を沸かしてコーヒー豆を挽(ひ)く。マキは豆を挽くガーッという音真似(まね)が好きだ。
コーヒーを淹(い)れると、ふたつのモーニングカップに注ぎ分ける。マキを二階の仕事部屋に連れて行き、葉巻を一本持って麻雀部屋に降りると、よめはんが自動卓の電源を入れ、コーヒーをふたつのテーブルにおいて待っている。
毎日、よめはんと麻雀をして飽きないか──。飽きない。千円、二千円だが、勝ってよめはんから金を毟(むし)りとると無性にうれしい。よめはんは「こらえてください」とゴキブリのごとく逃げまわるくせに、勝ったときは、「ほら、ちゃきちゃき払わんかい」と、やたらえらそうにすごむ。どういう性格や、こいつは。
麻雀は半荘四回で終わる。仕事部屋にもどってパソコンの電源を入れ、メールをチェックし、パイプに葉をつめてから原稿を書きはじめる。たまに鼻毛も切る。
──話が逸(そ)れた。なにを書くつもりだったのか。
そう、書店だ。近くの国道沿いにレンタルビデオショップと、わりに大きな書店が並んでいる。そうして昨日、よめはんと書店に行って文芸書の平台を眺めたとき、あらためて気づいた。「増えてる。マンガが増えてる」──。単行本の表紙の半分がマンガなのだ。
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://dot.asahi.com/wa/2020052000020.html?page=2 「たったひとつの冴えたやりかた」の表紙は変えないでほしかった >>90
いや、イーガンは犠牲者出さないためにもこれくらいの方が良い >>90
白地にオレンジ文字とか緑文字とか
エレガントな宇宙みたいな物理学の読み物っぽく感じる
本の単価すごく高そうにみえる
実売価格しらんけど この人の紹介でいきなりキャッツアイて
宝石の名前らしいけど86年ならマンガもアニメも歌までも有名になった後だろ >>90
いや、普通に買うけど
むしろこの表紙で売れないと思う理由はなに? 読者の新規獲得とか意味はあるんだろうけど安直すぎ
ラノベは絵が9割って言われるほど内容がスッカスカだから絵を見てもらうしかないってのはわかる
でも文学作品は内容勝負でしょ表紙と内容でギャップ生むのはどうかと思う
リメイク作ならまだしもOK出す作者はプライド持てよ マンガというか萌え絵だわな
ラノベ読んでる連中にアピールして
重厚な本も読んでもらいたいんだろうけど
あまり効果無いと思う >>1
これでキャプテン・フューチャーは創元版の方がいいとか言ってくれると面白いんだが、その辺はラノベ扱いしやがるかな
しかし漫画家はデッサンができていないって、どんな漫画見ていやがったのか、デフォルメの技術を理解できないのか、なんなんだろうな >>20
自分が恥ずかしいんだよ
部屋に置いとくのも恥ずかしい
カバー外してブックカバーしとけばいいだけだけどなんか損した気分になる ラノベってどこに需要があるのか?
何が良いの?
幼稚な感覚としか思えないのだが >>101
その程度の物を恥ずかしがるのが恥ずかしいと思えるように精進しなきゃ このご時世に、堂々と賭け麻雀してますというのはどうなんだろ
逮捕されんぞ 10年だから20年ぐらい前にも表紙を変えて若い人に読ませる流行があったなあ
その時は無機質な文学全集的な表紙から写真表紙にっていうのだった気がするけど >>102
小学生高学年から高校生くらいまでだろ。
大人になると小説読まなくなるか拗らせてハヤカワ行くかどっちか >>50
これが気になった
家族となら金賭けて麻雀していいの? >>21
並んでたら他人の本の方を買って行かれちゃうのがいやなんだろ 続きも全部読んだけど時間の無駄だった
具体例を出してくれなきゃわからんよ
ラノベはそれでいいってんだから尚更わからん >>91
それは川原由美子肯定派と否定派のどっち? >>32
過去の名作をマンガの絵で表紙にしてるのもあるだろ
人間失格、地獄変、伊豆の踊子とか 小畑健が表紙の人間失格あたりから、なんか普通になってきたかな。
最近のは、ラノベのノリで買ってほしいってのが滲み出てるが。 >>1
売れなきゃ食えないんだから仕方ない。文芸部も生き延びないとです >>108
家族で麻雀すると勝てば相手が不機嫌になったり、負けると
お小遣い減らされたりするから。私は麻雀はそれ程好きじゃないんです。 >>110
東川篤哉の作品は、表紙がマンガ絵なのが多い印象だな
「日常」の人が担当してるシリーズもあるし
表紙一つで本の売れ行きが変わるのだったら、売るために表紙をマンガ絵にするのもありだろ 逆に今までの無機質でモノクロームトーン的な表紙はどうよ
中身で勝負なら表紙は文字だけでいいのでは 早川文庫の「密造人の娘」が復刊したら
いきなりナイスバディのお姉さんのイラストに
なってて驚いた記憶がある
この際気にしないからシリーズの第一巻だけで放置しないで
続きの巻をちゃんと復刊してくれw >>2
本の表紙よりお前が恥ずかしい身なりだからこそ感じられる劣等感ですねwwww確かにキモい奴がキモい表紙の本持って本屋彷徨いてたら不審者ですもん。頼むからネットで本買ってね! >>70
出版社が少しでも売れるように考えてくれてるのに何様なんですかね? 表紙が漫画アニメ調になるだけならいいけどホモ小説ぽい絵にされたら嫌かも
作家アリスとか御手洗潔のとか 時代に迎合できなく不満と文句しか出なくなったら老害
感性の衰えを感じたら成り行きを見守るだけにしとけばいい >>127
これはこの下にもう一枚、通常のカバーがかかってるのでな
要らなきゃ捨てればいいし、上のなんならカバーだけメルカリで高く売れたことだろう これは分かる
あまりに俗っぽいとかそういう話じゃなくて文字媒体たるものやっぱ登場人物とかをイメージするのに自身の想像力を使うのも一つの楽しみであって先にビジュアルイメージを提示されるとモノによっては困る 仕方ないからなるべくそうじゃない表紙のヤツをブックオフとかで買う
映画の一場面に変更されてるヤツも嫌い ビブリア、コーヒー店タレーラン、夜は短し歩けよ乙女
の絵は好きだけどな >>1
あんたがラノベ売り場に行くからだろ
あんなエリアまともな人間は近寄らん >>107
拗らせた大人そのものの言動だな、お前が >>16
俺の持ってる文庫本のは天野だった記憶
今だとこうなっちゃうんだなw 最近の子供向けの偉人伝本の表紙とか酷いぞ
キュリー夫人とかアンネ・フランクが萌えアニメキャラになってる どっかの木っ端に仕事与えてるだけのようなのもあるからな
ほとんど作家に話し通してなさそうだしトラブル事例もあったと思う まあ、日本人の精神の劣化、幼稚化の表れだろね
日本の産業の衰退って、活字離れが根底にあると思うわ >>152
子供向けが絵本的な絵柄なのは昔からだろ
絵本の絵柄が漫画的なものに変わって来ただけで 元の記事を読みましたが
マンガやアニメは定型化様式化されたものだから
目が大きかったり顎が細かったり人体のデッサンがおかしいから劣ってる、って主張のようです
浮世絵とか全否定ですよねw
教養を疑います 単純に表紙の絵柄の変革に過ぎないしなぁ
このおっさんが100年くらい前に生まれていたら竹久夢二をボロクソに叩いていると思うわ >>155
>まあ、日本人の精神の劣化、幼稚化の表れだろね
頭の悪い一般化だな
まるで「マンガ表紙」がなけりゃ大人文化みたいな
明治や大正の大人向けの本がどれほどのもんか
ちゃんと目を通せばその時代その時代の「頭の悪さ」がわかる
「日本人の…」「日本の…」ってまた大層だねえ
大人ぶることほど幼稚なことはないってことを気づかないのかな >>155
うん。本来、絵と字は別なんだよね。
文学に絵が要るのは幼少時代までだよね。
活字は自分のイメージで読むところが魅力なのに、
誰かの描いたビジュアルがあると邪魔で仕方無い。
特にアニメ系デッサンで変換されてると頭にくる。
アートはアートで好きだけど。 >>159
読書量と読解力って相関するからね
とりわけフィクションを読む層はそのスコアが高く
逆にマンガやコミックを読む層はまったく読まない層より高いけど、
フィクションを読む層よりは低いらしい
ちなみに日本人の15歳の読解力はOECDの平均以下だそうな 活字離れが進んでるから手に取りやすくするためには良いと思うんだがな >>119
自分はほとんど電子書籍で買うからサムネではっきりタイトルと著者名見たいんで絵なしの表紙好き >>161
別の言語で問題文作って読解力を公平に測れるのかな こういう表現されるとただの写実主義にしか見えねえ
前置き削ってもうちょっと長ったらしく書いてくれねえかな >>1
>しかし、漫画というものは、絵よりも文学にちかいものですよ。
>それも少しの差ではなくて、絵が三分、文字が七分、否、一分と九分ぐらいに全然文学の方に近いだろうと私は思っています。
坂口安吾 戦後文章論より
http://snob.s1.xrea.com/fumikura/sakaguchiango/sengobunshoron.html キンドルで夏目漱石全集200円で購入して今ハマっている
単品を無料で落として読むの面倒になってきて、まとめ読みにした
表紙なんかどうでもいいw おれは小説ほとんど読まず、主に新書をいろいろ読むが、カバーに絵なんかないし(その代わり帯に写真使ってたりするものはある)
イラストかあ 文芸書といってもラノベみたいな程度だろ
小難しい純文学じゃあるまいし >マンガとかアニメというのは(一部に例外はあるが、)基本にデッサンがなく、いわば様式化と定型化の世界だから、
>人体のプロポーションはむちゃくちゃだし、顔は大きな眼と小さい鼻、尖(とが)った細いあごで描かれている・・・
プロポーションは自然でも目鼻の描き方は実物と大違い。それがマンガだよ。 漫画でも大御所のならイイ、なんて言いかねない。
手塚信者とか異様に多いし。 作家本人の希望や
出版社の事情だってあるんだよ
自分だけそういうのを断ればいい話で
他をとやかく言う必要ないだろうに 昭和のハヤカワFT文庫が萩尾望都だの山岸凉子だのを表紙にしたのが
漫画オタク女に売れたのが漫画家表紙跋扈の始まり
当時はまだ格調高かったと思う >>53
小説の売り上げは落ち続けてるだろ
そんなことも知らないのか >>151
天野の表紙も昔叩かれてた記憶がある
あの絵もそれまでの傾向とは違うものだったから 今や普通の小説も絵師ガチャで売上左右されるんだからしゃーない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています