0001砂漠のマスカレード ★
2020/05/20(水) 15:09:45.63ID:AHwwPbpI9【写真】アンディ・フグの強烈なローキック
4度目の開催となったヘビー級トーナメント『K-1 GRAND PRIX』の準決勝は、準々決勝でバンダー・マーブを秒殺KOしたアンディとミルコ・タイガーをKOしたホーストで争われた。
両者は前年7月に初対戦しており、この時は判定2-0でホーストが勝利。しかし、内容的にはホーストのプレッシャーの前にアンディは対抗する策を見つけられぬまま、ロープを背にする場面が多く、実際には採点以上の実力差が感じられた。今回も戦前の予想ではホースト有利の声が多かった。
1R開始からアンディは左ローでホーストの右奥足を狙い撃ち。ホーストは右ハイ、軽く押し込むとアンディの首をつかんでのヒザ蹴りを連打する。クリンチで逃れるアンディは、離れると左ローから左ストレート、右フックを返すなど手数では負けていない。
2Rも両者ローを蹴り合い、ホーストが首相撲からのヒザ蹴りでペースを握ったかに思えたが、前に出るホーストにアンディは左右フック。パワーのあるアンディのフックにホーストはガードしていても再三バランスを崩して印象が悪い。
3R、ホーストの右ローでアンディの左足もダメージが見え始めるが、アンディはホーストをロープに押し込んでの右ストレート、左フックでホーストをふらつかせ、一進一退のまま本戦は終了。判定は三者三葉のドローだった。
延長戦になるとアンディの右ローが決まりだし、接近戦でのパンチの打ち合いはホーストの手数が目立つが、アンディの重い一発一発もホーストの連打に引けを取らない破壊力がある。
延長戦はまたもドローで再延長戦へ。左ローと接近しての左右フックに攻撃を絞ったアンディに対し、ホーストは首を掴んでの左ロー、ヒザ蹴り攻撃に終始。中盤の打ち合いはホーストが従来のコンビネーションを発揮したが、アンディも一発に力のこもったパンチを返して反撃する。
何度ロープを背にしてもアンディは一発を狙い、ホーストは決定打を放つことはできないまま終了のゴング。最後の延長戦となる5R目の判定は2-1のスプリットでアンディの勝利が告げられた。
試合後、ホーストは「2回目の延長Rは自分の勝ちだったと思う」と判定に不満を漏らしたが、アンディは「3、4Rは私が取っていた。そこで終わりのはずだったと思っている」と最終延長戦を待たずして自分が勝っていたと主張。なお、この試合を見ていたアーツは「3、4Rはアンディ、5Rはホーストが取った」と評した
5/20(水) 12:00
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