2020年05月19日 18時32分
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/1859592/

アルピニストの野口健氏(46)が19日、条件付きでの“富士登山”を提言した。
新型コロナウイルス感染防止のため、静岡県は18日に県が管理する3つの登山道の閉鎖を決めた。
山梨県側もすでに閉鎖を決めていて、夏の富士登山はできなくなった。一方、五合目までの県道については調整中。
野口氏は「五合目までの県道について『閉鎖しない』とするのならば条件付きがいいと思う。マイカーについては禁止。
 バスで五合目に案内したら責任を持って下のバスに同じお客さんを乗せて降りてくる。五合目から山頂を目指す人が
 出てくるのを徹底して防がねばならない」とし、条件付きで五合目まで観光者を入れる案を提言した。
五合目には多くの飲食店があるが、コロナの影響で、この1か月の収入はゼロと危機に瀕している。
野口氏は「山小屋での三密を防ぐ事が難しいとの判断で五合目から上は閉鎖との判断。閉鎖に五合目を含めるのかどうか、
 賛否両論はあるのは理解しています。観光自体が否定される話ではないので『100か0』ではない『五合目までの日帰り』
 という条件を徹底できるのであればありではないか」とコメントしている。