全日本大学野球連盟は12日、オンラインで臨時理事会を開き、新型コロナウイルスの影響により、8月に延期となっていた全日本大学選手権大会(神宮)の中止を満場一致で決めた。1952年に始まり、今は全国26連盟の春季リーグ優勝校が大学日本一を争う大会の中止は初めて。

昨年の全日本大学選手権大会に続く2連覇は“持ち越し”となった。明大・田中監督は「生命に関わることなので中止は予想していたが、学生のことを考えるとわずかでも(開催の)望みがあればと期待もしていた」と複雑な胸中を吐露。現在は選手、マネジャーを含む希望者66人で練習を行っている。延期となっている東京六大学春季リーグ戦についても「東大、立教さんは練習施設も使用できない状態。うちだけの問題ではない」とした。

サンスポ 2020.5.13
https://www.sanspo.com/baseball/news/20200513/unv20051305000001-n1.html