Jリーグが、今季のルヴァン杯で21歳以下の選手の出場ルールの撤廃を検討していることが12日、分かった。

2017年より東京五輪世代強化を目的に、21歳以下の日本人選手を1人以上先発させる規定を設けた。若手の出場機会増加につながったが、今季は新型コロナウイルスの感染拡大によるリーグ中断で、再開後は過密日程が決定的。各クラブとも厳しいチーム編成を強いられることから、規定に縛られずに起用できるように検討しているようだ。

 また、日本協会とJリーグが、今季からJ2とJ3で導入したU―21選手出場奨励ルールも中止となる見込み。

21歳以下の日本人選手の出場を促すことを目的に、J2は年間3780分以上(目安・90分×42試合)で1クラブあたり300万円、J3は年間3240分以上(同90分×36試合)で同200万円が支給されるというもの。

だが今季に関しては、この財源をウイルス対策に充てた方がいいと判断したようだ。

5/13(水) 6:00 スポーツ報知
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