0001砂漠のマスカレード ★
2020/05/10(日) 20:23:14.03ID:xZopHZdz9昨年12月頃からボクシング界にはそんな話題が飛び交い、実際にカネロがスポーツ動画配信サービスの「DAZN USA」のインタビューで日本行きの希望を公言したために大きな反響を呼んだ。今年1月にはカネロ対村田の交渉が進み、5月下旬に日本開催で成立寸前までいったとも報道された。
1試合40億円近いファイトマネーを手にするカネロは紛れもなく現代のボクシング界を代表するスーパースターだ。そんな最強王者が、なぜ日本での試合を望んでいるのか。
5月5日(現地時間)、日本メディアとしては初めてとなる電話での独占インタビューに応じてくれた。カネロの言葉からは、10代の頃からの“約束の地”であり続けた日本への熱い思いが浮かび上がってきた。(インタビューではカネロは英語の通訳を通じ、スペイン語で質問に答えた)
なぜ日本で戦いたいのか
――昨年末からあなたは日本での試合希望を公言して、日本のボクシングファンを驚かせました。なぜ日本で戦いたいと思ったんですか?
サウル・アルバレス(以下、SA): これまでもずっと日本で戦いたいと思っていました。その希望は常に頭にありました。じつは18歳の時、トレーナーのエディ(・レイノソ)に連れられて日本に行ったことがあるんです。大阪で亀田選手の試合を見て、日本ではボクシングが盛んであり、ファンの熱気も素晴らしいことを知りました。良い思い出なので、また行きたいと考えていました。
――亀田3兄弟はすべて世界王者になっていますが、誰の試合だったのかはっきりと覚えていますか?
SA : (当時メキシコで練習をしていた)和毅ではありません。大毅です。大毅の世界タイトル戦でした。
注) 2009年10月、大阪市中央体育館で開催されたデンカオセーン・カオウィチット(タイ)対亀田大毅のWBA世界フライ級タイトル戦
――1990年に元統一世界ヘビー級王者のマイク・タイソン(アメリカ)が東京ドームでジェームス・ダグラス(アメリカ)と戦ってから、30年が経ちました。以降、東京ドームで試合をしたボクサーは一人もいませんが、タイソンも戦ったリングに立ちたいという思いもありますか?
SA : その気持ちはあります。これまでトレーナーのエディとも東京ドームで戦いたいという話をずっとしてきました。エディからはとても大きく、素晴らしい会場だとずっと聞かされてきましたから。だからこそ、東京ドームで戦いたいのです。
「村田諒太は手強い相手」
――東京ドームで戦うとしたら、ロンドン五輪金メダリストで、現WBA世界ミドル王者の村田諒太選手が対戦候補に挙がるはずです。村田選手にはどんな印象を持っていますか?
SA : とても強い選手です。勇敢であり、激しい戦いをする選手。危険なファイターで、素晴らしいパワーを持っています。手強い相手だと感じています。
――昨年11月の試合では175パウンドのライトヘビー級で戦いました。近い将来に村田戦が実現するとすれば、階級を下げることになると思います。体重の問題について不安は感じていませんか?
SA : 私の計画では、5月に予定していた試合はスーパーミドル級で戦う予定でした。(5月の試合は流れたが、)次戦後、再びミドル級へと段階を踏んで階級を下げていくつもりでいます。
――現在、新型コロナウイルスの影響で今後の試合計画を立てるのが非常に難しい状況になっています。それでも依然として近い将来に日本で戦いたいと思っていますか?その答えがイエスならば、いつ頃になると考えていますか?
SA : 現時点ではまったくわかりません。状況が状況だけに、今後のことはわからなくなっています。ただ、なるべく早いうちに実現させて、私の夢を叶えたいと願っています。
https://news.yahoo.co.jp/byline/sugiuradaisuke/20200508-00177349/
5/8(金) 9:00