新型コロナウイルスの抗体検査で陽性だったことを明かした米歌手のマドンナ(61)が、あろうことか自宅待機命令を無視して友人の誕生日パーティーに出席していたことが発覚し、世間の批判を呼んでいる。

マドンナは、4月30日に自身のインスタグラムで抗体が陽性だったことを公表し「明日は長いドライブに行くわ。コロナの空気を吸いにね」などとつづっていた。

実際にドライブに出掛けたかは不明だが、ニューヨーク在住の友人で写真家のスティーブ・クライン(55)が今月2日に自身の誕生日をマドンナらと祝う動画を投稿(既に削除)した。

動画は、出席者がさまざまな衣装で集い、マドンナが「COVID CAKE(コロナケーキ)」と名付けたケーキを持ち、室内でクラインに肩を抱かれる様子などが映っている。
映像の中ではオンラインでのパーティーとの告知もあるが、英紙デーリー・メールは「最低でも8人のメンバーが集まっていた」と報じた。

そもそもマドンナは3月末に「新型コロナは富裕層も賢い人も感染する。平等をもたらすのは素晴らしい」などと投稿し、物議を醸していた。
その後も自宅で自主隔離生活を送っているとしながら4月20日に「キッチンパーティー」と題してスタッフらと踊る動画を投稿し、大炎上している。

一方で、6日にはワクチン開発研究に対し110万ドル(約1億1700万円)を寄付したことを公表し、「新型コロナウイルスの治療開発サポートに携われることをうれしく思います」とコメント。
さらに、抗体が陽性だったことを受け、「私は感染していました。7週間以上前、ツアー終盤のパリで他の出演者とともに体調が悪くなりました。今は皆健康で元気です」と明かしている。
しかし、その慈善活動もかすむほどの今回の愚行に対し、SNS上では「寄付をしたからといって、パーティーはありえない」と怒りの声が渦巻いている。

○…海外セレブではトム・ハンクス(63)が3月に妻のリタ・ウィルソン(63)とともに感染したことを公表。
映画撮影で滞在していたオーストラリアで約2週間入院。
米帰国後は「コロナ」という名の少年に激励のメールを送ったことや、大学の卒業式でのスピーチが称賛されていた。
ほか俳優では、映画「マンデラ 自由への長い道」主演のイドリス・エルバ(47)や映画「007 慰めの報酬」でボンドガールを務めたオルガ・キュリレンコ(40)らが感染した。
音楽界では世界三大テノールの1人、プラシド・ドミンゴ(79)も感染した。

https://news.livedoor.com/article/detail/18229106/
2020年5月8日 5時38分 スポニチアネックス

https://amd.c.yimg.jp/amd/20200508-00000038-spnannex-000-3-view.jpg

https://www.youtube.com/watch?v=zpzdgmqIHOQ
Madonna - La Isla Bonita (Official Music Video)

https://www.youtube.com/watch?v=79fzeNUqQbQ
Madonna - Like A Prayer (Official Music Video)

https://www.youtube.com/watch?v=Zzz3D-q2U44
You'll See