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「皆さんに『よし! 明日も頑張ろう』と勇気を与えられる作品だと思います」

そう語るのは、春ドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ系)で13年ぶりに主人公・大前春子役を演じる篠原涼子(46)だ。

前作が放送された2007年は、非正規雇用の派遣社員が急増し、社会問題化。大前春子は、そんななかで多種多様なスキルを活かして、一騎当千の活躍をする “スーパーハケン” という役柄。立場的に優位にいる正社員を悔しがらせる場面は爽快そのものだった。

そんな彼女が今作では、さらに “スキルアップ” して帰ってくる。

「前作は、正社員に苦言を呈するシーンが多かったですが、今作では同じ派遣社員に、苦言やアドバイスをするようになりました。

でも、“大前春子らしさ” は相変わらずですよ。とくに大泉洋さんとの掛け合いは、タイムスリップした気持ちになれるかもしれません(笑)」

13年もの時間があき、同じ役柄を演じることに、心の葛藤もあったという。

「続編のオファーを受けた当初、正直に言って『いまの私に務まるのかな?』というプレッシャーはありました。

けれど、脚本の中園ミホさんをはじめ、スタッフの皆さんには全幅の信頼を寄せているので、むしろチャンスだととらえて、出演を決心しましたね」

多様な働き方がクローズアップされる昨今、俳優の夫をもち、2人の子供を育てる、共働き家庭の篠原だが……。

「2人で働くことに、とくに工夫はしていません。夫婦生活もずいぶん長いので、目を合わせるだけで、お互いの言いたいことがわかるようになってきました。

大前春子は残業をしませんが、私も残業ばかりのモーレツ社員より、きちんと帰ってくる男性が好きです。主人もすぐに帰ってくるタイプですね。むしろ『どこかでゆっくりしてきて』と言うぐらい(笑)。皆さんも、早く家に帰って、毎週水曜夜10時に日テレをつけてね!」

本作は4月15日に初回放送の予定だったが、新型コロナの影響で延期となった。コロナに負けない大前春子を、早く見たい!

(週刊FLASH 2020年4月28日号)

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2020年5月6日 6時0分 Smart FLASH