0001赤コーナーマスク ★
2020/05/03(日) 23:36:27.43ID:CMOmzYY891993年5月3日 新日本プロレス 福岡ドーム
アントニオ猪木&藤波辰爾vs長州力&天龍源一郎!
まさかまさかの長州&天龍組!それが猪木&藤波組と戦うというのですから、当時は録画用にちょっといいビデオテープを買いました。もちろんいつもの「3倍」でなく「標準」でセット!そして録画後はツメを折る!
もうこのセッティングが『何のこと?』っていう世代もプロレスを見ているのだと思うと、プロレスの歴史を感じますね?。
この時代の天龍はWARを旗揚げしてから新日本プロレスに参戦し、越中詩郎、木村健悟、長州力をシングルで破るまさに昇り龍の活躍を見せていました。
この試合の翌年1月に行われた東京ドーム大会では猪木をもシングルで破り、ジャイアント馬場とアントニオ猪木の両方からピンフォール勝ちを収めた唯一の日本人レスラーとなるわけですが、この日は天龍と猪木の初遭遇でした!
試合が始まると、猪木は天龍へ張り手の連打からガツンと延髄喰らわせる洗礼!
猪木と長州の対面も、長州が1988年7月22日に延髄ラリアットで猪木からシングル初勝利を挙げたあの試合ぶりの対面なので二枚重ねの大興奮でした!
藤波vs長州、藤波vs天龍、どの組合せもどの攻防もテレビ観戦でさえ喉が渇くほどの緊張感だったのを覚えています。
ところが「みんなで盛り上がっています」で終わらないのが猪木なんです!
『俺を見んかい』とばかりに猪木がガッツンガッツン博多どんたくナックル祭り!続けてガツンと延髄、ズバっと竜巻、蹴とばし祭り!もうこれで会場のお客さんはわっしょいわっしょい猪木コールの大合唱!さすが猪木です!
しかし天龍も重さのある延髄斬りから卍固めで猛反撃し、長州もリキラリアットを放ち負けじと意地を見せます。
そして長州が猪木をサソリ固めに捕らえたところへ藤波が「ドラゴンニードロップ」でカット!この空中姿勢がカッコいいんですよね。
そして「ドラゴンリングイン」で思いっきりリキラリアットを被弾。このやられっぷりもやっぱりカッコいいです!
しかし藤波が長州をドラゴンスリーパーに捕らえると、カットに入ってきた天龍に猪木が延髄斬り!
そして猪木が天龍に卍固め、藤波が長州へコブラツイストと師弟の競演!決着は藤波がグラウンド・コブラツイストで長州から3カウント!
最後は猪木が「ダーッ!」で大会を締めます。これこそ「レスリングどんたく」のメインイベントに相応しい試合だったと思います。
猪木はこの5年後の1998年に引退。そして天龍は2015年に引退、長州も昨年6月に引退し、藤波はこの4人の中で唯一の現役選手となりました。
藤波は2015年にアントニオ猪木に続く2人目のWWE殿堂入りを果たしたリビング・レジェンドでありながら、現在も息子のLEONAとともに全国のインディー団体に参戦するなど精力的に全国のファンにその姿を見せています。
自らの団体『DRADITION』では年に2回のペースで東京・大阪で大会を行っており、エル・カネック、ミル・マスカラス、ザ・コブラなど毎回豪華なゲスト参戦選手が話題を呼んでいます。
次回大会は、東京では10月23日の後楽園ホール大会、大阪では10月25日のATCホール大会が予定されているので、ご観戦いかがでしょうか!
今日もプロレス最高っ!
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