結婚か、それとも別れか。決断するために与えられた時間は、わずか7日間。
長く付き合いながらも、結婚に踏み切れない2組のカップルの“決断の旅”に密着する、
ABEMAオリジナル結婚リアリティーショー『さよならプロポーズ シーズン2』が放送中だ。

4月25日放送の第5話で、“決断の旅”は折り返し地点に到達した。
リュウイチ(30歳/俳優・フリーデザイナー)とユカリ(32歳/IT系企業勤務)は、経済的な問題により、結婚を決断できずにいるカップル。

結婚で重要なのは、愛か、それともお金か。永遠のテーマともいうべきこの問題に答えを出そうともがき苦しむ、2人の旅の前半戦を振り返る。

リュウイチ(30歳/俳優・フリーデザイナー)とユカリ(32歳/IT系企業勤務)は、交際して2年、同棲を始めて1年になる。

交際期間と年齢を考えると、そろそろ結婚話が出てもおかしくない頃だが、、リュウイチの年収は200万円ほど。
将来的には俳優1本で生活していくことを夢見ているが、現在はフリーデザイナーの仕事で生計を立てている状況だ。

一方のユカリは、リュウイチとの結婚を望み、できれば子供も欲しいと考えている。
ユカリの年齢を考えると、結婚は早い方が良いが、現在の収入では妻子を養うことはできない。

そんな悩みを抱えたまま、リュウイチはユカリを連れ立って、メキシコへやって来たのだった。
旅の初日、リュウイチは涙ながらに、別れの覚悟を口にした。「他の人の方がいいんちゃうかな」と告げられたユカリは、
ショックを露わにしながらも「結婚する人はリュウイチ君がいいなって思ってる」と、リュウイチとの結婚を改めて希望。

愛し合っているからこそ悩み苦しむ、2人の“決断の旅”が幕を開けた。

結婚するにあたり、リュウイチが金銭面を気にかけている背景には、自分の育った家庭環境が影響していた。
リュウイチの父親は、幼い頃に他界。母は女手一つで2人の息子を育て、家計は苦しかったという。

自分の妻や子供に、同じ苦しみを味わわせたくない。そんな想いから、リュウイチはユカリと結婚する場合の選択肢として、
俳優の夢を諦め、安定した仕事に就くことも考えていた。

しかし、“決断の旅”2日目に、リュウイチがこのことを伝えると、ユカリは「自分が原因で諦めてしまうぐらいなら、別れた方がいい」と猛反対。

リュウイチも「ユカリは貧乏を知らない」と言い返し、2人は口論に発展してしまったのだ。この時ユカリは、子供を産まないという選択肢も頭にあると告げたが、
リュウイチは「それは違うよ。それは(ユカリ自身のためではなく)俺のために言ってる」と反論。話し合いは平行線のまま終わった。

一度は「俳優の夢を諦める」と口にしたリュウイチ。しかしその胸中は、夢と安定した生活の狭間で、揺れに揺れていた。

初めてユカリと別行動をすることになった3日目、リュウイチは1人でメキシコの映画館を訪れ、現地の俳優と出会う。
話をする中で、リュウイチは自身の中にある、俳優業への情熱を再確認するのだった。

ちなみにユカリはメキシコへ発つ前に、友人たちとの会話の中で「外に出ていたいタイプ」と発言しており、仕事を続けることに抵抗はない模様。

友人からは「ユカリが倍稼げばいい」という意見も出ていたが、ユカリが家計を支えることをリュウイチが受け入れるのかどうかも、決断を左右するポイントになってきそうだ。
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