サッカーJ1仙台などを運営するベガルタ仙台(仙台市)の株主総会が21日、仙台市内であり、クラブ側は4億2819万7000円の赤字を計上した2019年度決算を報告した。

 仙台と女子のマイナビベガルタ仙台レディースなどは新型コロナウイルスの感染拡大により活動を休止中。公式戦の中断などで厳しさを増す経営状況を見越し、固定資産の減損処理を前倒しして特別損失が増えた。

 新取締役には仙台CATV常務取締役の日高邦明氏(61)とマイナビ執行役員社長室室長の吉田恵理子氏(52)の2人を選任した。

 総会は非公開で行われ、冒頭の撮影や終了後の記者会見も感染予防を理由に設定されなかった。総会後の取締役会では新型コロナの影響などによる今後の経営を不安視する声も上がったという。

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