https://news.yahoo.co.jp/byline/ishitanimasaki/20200428-00175606/

乃木坂46とはいえ、やはり表題曲とカップリング曲にはYouTubeの再生回数でざっくり数倍程度の差がつきます。
ただ、今回はそもそも乃木坂46のMVのYouTubeでの扱いがいつもと違いました。

通常の乃木坂46のシングルの場合、まず表題曲MVが公開され、
その後順次カップリング曲MVが順番に公開され、また順次ショート版にMVが基本差し替えられます。

ところが、今回のシングルはコロナのおかげで1ヶ月1過ぎてもフルバージョンのMVが公開されたままでした。
ファンの気持ちを思えば当然とも言えます。なにしろライブもなにもないのですから。

そんな中、表題曲だけではなく、4期生曲である「 I see...」がどんどん話題となっていきました。
https://youtu.be/nGZXxzN4-Pc

この「 I see...」のSMAPっぽさというのは、発表当初から言われていましたが、
実際のSMAP映像を組み合わせたMAD動画も出回り、さらにその再生回数は加速していきました。

公開後、約40日(4月26日の22時ぐらい)でそのYouTubeの再生回数で表題曲である「しあわせの保護色」をYouTubeの再生回数で逆転したのです。

しかも、表題曲は先ほど書いたように2週間早く公開しているのですから、いかに「 I see...」が一気に再生回数を伸ばしたのかがわかります。

そして、ちょっと冷静になってみると、この白石麻衣卒業曲でいちばん若い後輩たちの曲が表題曲を逆転するというのは、

なんてよくできているドラマチックな展開なんだ!?とも思うわけです。ホント、これ乃木坂の未来ですよ、断然に明るい未来。

だって、レジェンド級の大先輩の花道をいちばん若い無名な後輩たちが軽やかに追い抜いていったわけですからね。

コロナがおさまった頃、いつかは白石麻衣卒業ライブが開催されるはずです。
でも、このコロナ間に、そのライブは同時に新世代である4期生曲のお披露目ライブともなることが約束されたと言えるでしょう(妄想)。