『がんばれいわ!!ロボコン』公開へ。特撮史で見逃せない、ロボコンの果たした役割とは
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200426-00010001-magmix-ent
4/26(日) 8:10配信

■『がんばれ!!ロボコン』に始まる東映ロボットコメディ路線

 東映は映画『がんばれいわ!!ロボコン』を2020年7月31日(金)に公開することを、
この4月に発表しました。
『ロボコン』のオリジナルはNET(現在のテレビ朝日)系列で放送された
『がんばれ!!ロボコン』(1974〜1977年)。原作は『仮面ライダー』の石ノ森章太郎氏で、
ロボット学校の生徒ロボコンが、A級ロボットを目指して人間社会で奮闘する様を描いた
特撮ホームドラマです。全118話が製作・放送され、最高視聴率は29.2%を記録しました。

(略)

■仮面ライダー復活のきっかけとなった『燃えろ!!ロボコン』
『燃えろ!!ロボコン』終了後に同枠で放送されたのが、
平成仮面ライダーシリーズの第1作目『仮面ライダークウガ』(2000〜2001年)です。
仮面ライダーシリーズは第1作目から『仮面ライダーBLACK RX』(1989〜1990年)まで、
在阪準キー局の毎日放送で製作されていました。
しかし『クウガ』以降の仮面ライダーシリーズは現在まで、
在京キー局のテレビ朝日が製作しています。

 当時仮面ライダーの復活を模索していた東映の鈴木武幸氏は、
平成ウルトラシリーズを放送していた土曜18時の放送枠を狙って、
毎日放送との交渉を進めていました。しかし毎日放送側はウルトラシリーズの後番組を
アニメ『ゾイド‐ZOID‐』(1999〜2000年)に決定してしまいます。

『燃えろ!!ロボコン』は仮面ライダーと同じく石ノ森章太郎氏の原作です。
その縁から『仮面ライダークウガ』は、『燃えろ!!ロボコン』の後番組として
テレビ朝日での製作に決定したのでした。
元々この放送枠は『宇宙刑事ギャバン』から始まった「メタルヒーローシリーズ」の枠です。
『燃えろ!!ロボコン』はメタルヒーローから平成ライダーへとバトンを受け渡した作品ともいえるでしょう。
(略)

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